弁護士の橋下徹氏が、8月31日放送の『グッとラック!』(TBS系)に登場。この日の番組では世間から大きな注目を集めている「安倍晋三・内閣総理大臣の辞任」について特集していました。橋下氏はこの話題に対し持論を展開。TBSの番組を名指しで批判するといった一幕も見られました!
安倍晋三首相は、8月28日に開かれた記者会見で、持病である「潰瘍性大腸炎」などを理由に、総理大臣を辞任する意向を表明。また後任が決定するまでは首相を変わらず務めるとのこと。
7年半ほどにわたって日本を導いてきた安倍首相の突然の発表に世間も驚いたのではないでしょうか。
同番組でもこの話題を取り上げ、政治家時代に交流があったことから、〝安倍首相退陣に関する疑問〟に橋下氏が答えていきました。
また橋下氏は以前、会見の場で「お疲れさまでした」と安倍首相にねぎらいの言葉をかけた記者が1人しかいなかったことに苦言を呈していました。
この日も、会見での“お疲れさま”の言葉について「アメリカかぶれした連中が『アメリカの記者会見では“お疲れさま”なんて言わねぇぞ』なんてことを言ってるんですけど、アメリカと日本は違うんで」と指摘。
「やっぱり日本は、批判しようが相手方と立場が違おうが、政治的にガッツンガッツンぶつかろうが、7年8カ月の重責を担ったんであれば、“お疲れさま”の言葉があった上で、批判するところ、厳しい質問をしたらいい」と考えを示しました。
また「安倍さんについては賛否両論あると思うし、僕は賛成派です。もちろん反対派もあってもいい」とした上で、賛否があるのは、安倍首相は‟行動した”ということだと語りました。
続けて、「多分TBSなんかは…。徹底して反対派なんじゃないですか?『NEWS23』とか、『サンデーモーニング』とか…」「政治家って、一番ラクなのは、なにもやらないこと。やるとね、必ず批判でるんですよ。賛否ある中でもやったんだっていうことが…。この部分だけでも僕は評価に値すると思いますよ」などと、安倍首相をねぎらいました。
橋下氏が語ったように、現に『サンデーモーニング』は、ジャーナリストの青木理氏が出演した際、安倍政権を〝罪〟とまで称し痛烈に批判していました。
賛否を呼んだ安倍政権ですが、今後一体どうなっていくのでしょうか…。
そして今回、出演している局の番組で、堂々と同局の番組を批判した橋下氏。
この切れ味のある持論に共感した人は少なくなかったようで、ネット上では以下のような称賛の声が多く寄せられています!
《メディアの質の低下を指摘していた。いつも変化ないんだよね。橋下さんをレギュラーにするべき》
《橋下さん無双! 橋下さんに議論で勝てる人はいないねぇ~レギュラーコメンテーターもタジタジ(笑)》
《TBSの『ニュース23』と『サンデーモーニング』を敵に回す。TBSの番組で、よく言ってくれたと思う》
《ごく稀に橋下さんはすごく良いこと言う。その通り》