映画「変態仮面」では主人公が変体ということで話題ともなった衝撃的な作品ですが、この主人公の変態仮面を演じる鈴木亮平も話題となりました。とにかくすごいプロ意識があったというのです。
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この変体仮面では主人公はヒーローになる時には、ほとんど裸で頭にパンツを被るというまさに変態そのものの格好をします。当然体は裸です。となれば、体の筋肉が丸見えの状態となるのですが、この体が筋肉ムキムキにしてしまっているのが、この作品の特長にもなっています。正義のヒーローとなるわけですから、当然強さを象徴するものとして体の筋肉はあればあるほどいいわけですが、鈴木亮平さんはボディビルダーもかくやというぐらいの筋肉を付けてこの役に挑みました。変態仮面はギャグマンガを実写化したものですから、ある意味ではそれほど本気の肉体改造が必要なのかという気もしますが、彼がそれだけの体作りをしてくれたことで、この作品がより魅力的なものとなったことは間違いありません。何しろ主人公の変態ぶりがそのことによってより際立つことにもなったからです。
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鈴木亮平さんがこの役に決まった背景には小栗旬さんが大いに推薦したという情報もあります。小栗さんはこのマンガのファンで、自分でこの役をやりたかったようなのですが、事務所がどうしてもOKを出してくれないので、それならば鈴木亮平さんにということで、その配役が決まったともいわれています。小栗旬さんの強い推薦があったということも鈴木亮平さんのやる気に火をつけたのかもしれません。
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鈴木亮平さんはこの役をするにあたって、とんでもないぐらいの肉体改造をしています。体重を一時的に15kg以上増やした後で、脂肪をそこから落としていって鋼のような肉体を作り上げたようです。作品を見れば分かりますが、とんでもない筋肉量になっています。不自然なぐらいに筋肉がついているのは、そうした背景があるのでしょう。単にウェイトトレーニングをして筋肉を付けたというのではなく、一度自分の体重自体を大きく増やしているので、不自然なぐらいに大量の筋肉がつくようになったのでしょう。作品を見るとどうしても、彼の肉体美に目が行くようにもなってしまいます。ありあまる筋肉がはちきれんばかりに隆々とついていますから、これを見るだけでも価値があるかもしれません。体重を増加させて、その後で強烈な減量とトレーニングによって手に入れた体ということです。
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鈴木亮平さんは筋トレが好きというようなことではないとのことですから、その映画の撮影が終了するとすぐに筋肉は元に戻ったということです。戻ったといっても既に驚くべき肉体を手に入れているので、信じられないような体つきにはなっていますが、驚くべきプロ根性ということになるのかもしれません。増量も減量もとても大変なことです。トレーニングはきつくても耐えることは出来ますが、増量と減量は本能に関わるところを制御する必要があるので、本当になかなか出来ることではありません。多くの人がダイエットなどに失敗するのはそのためです。本能は人の生命にかかわるところですから、これを制御して自分の肉体を作り上げるということは、並大抵のことでは出来ることではないのです。こく作品にかけた鈴木亮平さんの意気込みがここから伝わってくるような気がします。作品を見れば誰もがこのことには納得してもらえるでしょう。まずありえない肉体になっています。
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そして、それによってこの変態仮面という作品が面白い作品になっているところも見逃せないところです。出演者の本気が伝わるものとなっているので、単なるギャグ的な要素がより楽しく見られるようになっているのです。