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    Categories: FOOD

問題ないの?初の釣魚のオークションサイト公開に賛否両論の声


釣った魚の行く末

「この魚とのファイトが面白いから釣りにはまってしまうんですよね。」「ロッドから手に伝わってくる魚のパワーがたまらないんです。」「静かな場所で波の音を聞きながら……天気が良ければなお最高ですね。」「都会の綺麗な夜景が見える夜釣りも素敵ですよ!」「釣り上げた魚を美味しく食べるのも釣りの醍醐味です。」「自分で釣り上げた魚はより一層美味しく感じると思います!」など、釣りをする方の思いや、目的は様々です。釣るだけが好きな方は、キャッチアンドリリースという方もいらっしゃいますが、 食べる事を目的としている方も多くいますよね。

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Honda

あなたは釣った魚はちゃんと全部食べていますか?釣った魚も大事な命ですから、当然、無駄にしてはいけませんよね。しかし、「思ったより釣れた」「今日に限ってたくさん釣れてしまった」「夢中になりすぎて釣りすぎてしまった」など、想定外の量の魚を手にする機会も多いようです。せっかく釣ったのに捨てるのも気が引けますよね。point 209 | 1

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「女子力」から「主婦力」

そんな釣り好きの思いを知ってか知らずか、初の釣魚を売れるオークションサイトが4月にスタート予定するそうです。色々なオークションフリマサイトが登場しているので、不思議でもないんですが、ネット上では賛否両論なんだそうです。

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「生もの」という壁

何も鮮魚専門のサイトを作らなくても…とお思いの方もいるかもしれませんが、鮮魚はもちろん「生もの」になるので他のオークションサイトでは売ることができないのです。

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ふぃっしんぐどっと

4月にオープンするという釣魚のオークションサイト「Fish Sale」は個人が釣った魚を、写真と説明文、値段の3つを登録するだけで1匹から出品でき、買い手は欲しい魚をオークション形式で競り落とせるというサービスです。個人とのやりとりなので、気軽に鮮魚を購入できるので、個人経営のお店も重宝するかもしれませんよね。また、珍しい魚が手に入ったり、市場が休みの日でも商品が届いたり、思うように仕入れができなかった店でも、新鮮な魚をいつでも仕入れることが可能です。しかし、このような期待の声が高まる一方で、問題はないの?という声が多く上がっているそうです。point 420 | 1

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ORETSURI

「生もの」故の、食の安全面でリスクがあるんでは?という懸念です。「可食魚の見分けは命に関わるのに」「素人で魚の売買は危ないのでは」「食中毒とかその他の事故が起きた際に責任の所在をどうするつもりでリリースするのだろう」などさまざまな意見を集めていました。また、この仕組みで出品者や運営側が大きく利益をだすには、魚を大量に出品するか、珍しい魚を出品するかしか方法はないと思うなど、首を縦に振らざるおえない考えも出ました。これらの方法は法律上問題がなくても、倫理的には許されない行動を伴うことが多くなるはずです。point 311 | 1

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解決するか否か

結論、まずFish Saleが食品衛生法など日本の法律に抵触する可能性については、2017年に厚生労働省の医薬生活衛生局食品監視安全課水産安全係に確認した際は「問題ない」と回答をもらったとのことです。しかし、今回の騒動を踏まえ、あらためて現在、大阪市保健所、水産庁、消費者庁、環境庁、警視庁、大阪府警に問い合わせ中だということです。

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キャンプファイヤー

確かに「生もの」を扱うというのは難しいことですよね。しかし、この新しいサービスに期待している人が多くいることもまた事実。釣る人も、売る人も、買う人も安心して楽しめるようなサイトになる事を願うばかりです。

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