かつて「セレブ病院」とも言われた、東京都品川区にある心臓専門病院の東京ハートセンターで、経営状態が悪化しているとのニュースが報道され話題になっています。その原因はシャネル大好きの理事長夫人にあるようで、注目を集めています。
元々、”セレブ病院”と言われていた東京ハートセンターで発覚した今回の問題。その発端となったのは、東京ハートセンターが以前の「さいたま記念病院」の買収に伴う財務内容調査がきっかけでした。買収の際に出資した小学館の子会社が資金運用に関して、詳細に調べたところ、理事長夫人である遠藤容子夫人が5億円近い金額を私的流用していた疑いが発覚しました。point 228 | 1
大のシャネルフリークという夫人、理事長である夫よりも大きなBMWに乗り、シャネルにカルティエなど生活は相当派手で有名だったそうです。
「小学館の子会社出身の理事らは、わざわざ容子さんが別口座を開いた銀行まで出向き、資金の流れを洗い出しました。すると、例えば、2017年6月30日にはフランスの高級ブランドのシャネルに、遠藤容子名義で2600万円が振り込まれていることがわかった。容子夫人は証拠を残さないために、一旦、口座から現金で引き出し、それからシャネルの口座に入金していたのです」(病院関係者)
また、使途不明金はそれだけではなく、他にも自邸の支払に使ったとみられる不動産業者への支払や、容子夫人がパリのシャネルの展覧会に行く際に使用したと思われる、海外旅行代金の支払も発見されており、まだまだ他にもあるのではと思われています。
さらに、個人的使用とは別に大きな問題がもう１つあります。それは夫妻が持っている２つの病院間での利益相反の疑いです。
関係者は以下のように語っています。
「また、約2億3700万円は、東京ハートセンターが振り込み先になっていました。遠藤夫妻が経営する別々の医療法人間で資金を移動させたのは、正当な理由がなければ利益相反行為を疑われることになる。一方で、利益調整を行ったとも受け取れ、そうなれば税逃れの疑いも出てくるわけです。さいたまの方は、経営陣に小学館の子会社からのメンバーが加わっていたために、乱脈経営の実態が掴めました。でも、東京ハートセンターは遠藤夫妻が経営権を握っているので、真相は藪の中なのです」point 227 | 1
これらの疑いについて、容子氏本人に直撃すると、「その件について、いまここではお話しすることはできないので」との回答だったため、理事長に確認をすると、「何もお話しすることはありません……」と回答し、状況をいまいち掴めてない様子。病院の実権を、実質容子氏が握っていたというのは本当のようです。point 204 | 1
後に正式に弁護士を通じておこなった返答では、以下のように語っています。
「東京ハートセンターとさいたま記念病院の間で精算をすべき金銭のやり取りが発生しているのは事実ですが、いずれも使途は明確であって、使途不明金ではありません。そもそも、遠藤容子氏がさいたま記念病院の口座から私的に金銭を引き出したなどということはあり得ないと考えております」
これに対しネットでの反応は・・・
「評判が悪くなるね。退職する医師や看護婦も出てきて、資金繰りも悪化して一気に倒産するかも。
たぶん、リークした人は、病院を潰しにいっている。よほど許せなかったのだろう。」
「BMW乗るのは別にいいけど、
心臓病の病院と規模の割に売り上げが少ない。」
しかし、回答を避けたところで当然疑いを逃れる事はできず、すでに容子夫人を刑事告発する動きも出てきているといいます。
関係者は以下のように語っています。
「病院の有志で弁護士に相談し、病院の資金を私的流用したとして、日産前会長のゴーンと同じように、特別背任で訴えるつもりです。とにかく、遠藤夫妻から一日でも早く経営権を取り上げなければいけないと考えています。給料の遅配問題で、労働基準監督署が調査に入りました。雇われている医師や看護師が給料を貰えないことも深刻ですが、遠藤夫妻を排除して病院を立て直さないと、なによりも患者に1番の迷惑をかけることになってしまいますから」point 225 | 1
元々は屈指の心臓病院。早く問題が解決し、病院の患者の方達が平穏に治療を受けられる日がくることを願ってやみません。
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