大ヒット映画「永遠の0」の原作者などで知られる、構成作家の百田尚樹氏(63)が12日、ツイッターを更新し、あることを批判し話題になっています。百田氏が批判をしたのは、今月公開の映画「空母いぶき」で首相役を務める俳優の佐藤浩市(58)。彼がインタビューで語った内容を激しく批判し話題になっています。
数日前、一部漫画雑誌に今月24日公開の映画「空母いぶき」で首相役を務める佐藤のインタビューが掲載されました。その中で、佐藤は今回務めることになった第二次世界大戦化での首相役という役どころについて尋ねられた際に、以下のように答えました。「最初は絶対やりたくないと思いました(笑)。いわゆる体制側の立場を演じることに対する抵抗感が、まだ僕らの世代の役者には残ってるんですね」
しかしこの、”首相役を虚弱体質に変更した”という主旨の内容が、安倍晋三首相(64)が難病の潰瘍性大腸炎に苦しんだことを想起させ、安倍首相を揶揄しているのではないかと批判のコメントが集まったのです。これに対しすかさず反応したのが百田氏。彼は、「三流役者が、えらそうに!! 何がぼくらの世代では、だ。人殺しの役も、変態の役も、見事に演じるのが役者だろうが!」と佐藤浩市氏の発言に大激怒。
またつづけて、「私は自分の作品の映画化に関して、キャスティングに口出ししたことは一度もない。しかし、もし今後、私の小説が映画化されることがあれば、佐藤浩市だけはNGを出させてもらう」と、なんと映画化でのキャスティングにNGを出すという絶縁宣言を叩き付けたのです。
しかしこの騒動は二人の間では収まらず、ラサール石井さんは激怒した百田氏に対し、「佐藤浩市氏のどこが三流なのか。役者の何を知ってるのか。自分の意に沿わないと三流なの?」と疑問を呈し、「今後映画化されるほどの小説がまだ書けると確信してるんだ。 謙虚さのかけらもない。何様?」と激怒。
またウーマンラッシュアワーの村本大輔は「一流モデルが辺野古の自然を守ろうと言えば『おれがスポンサーならCMおろす!』と怒り、一流役者が『体制側の立場を演じることに抵抗感がある、ストレスに弱くおなかを壊す設定にした』と言えば『映画には二度と出さない!三流役者が』と怒る」とし、またつづけて「違う考えに臆病でストレスに弱い三流愛国者達 by一流芸人」と皮肉を込めてコメントしました。
しかし、ホリエモンこと堀江貴文は、フォロワーから「佐藤浩市がひどい?批判する人がひどい?」と質問が寄せられると、「ほんと多くの人は文脈読めないんだよなー。佐藤浩市がひどいに決まってんだろ。。」と返答し、その上で「で、そういう奴に限って読めない能力の無さを俺のせいにしたりする笑」と返しました。
さまざまな物議をかもしてるこちらの騒動。はたして当の本人の佐藤浩市さんはコメントを出すのでしょうか・・・注目が集まりそうです。