今月3日、菅首相は記者団に対し、「総裁選に出馬を予定していたが、新型コロナ対策と選挙との両立は莫大なエネルギーが必要。新型コロナ対策に専任したい」とし、総裁選には立候補しないことを表明しました。
首相就任から約一年で菅政権は、幕引きを迎えることとなりました。
菅首相は「総理大臣になって1年間、コロナ対策を中心に国が抱えるさまざまな問題に全力で取り組んできた。私自身、総裁選出馬を予定する中で、コロナ対策と選挙活動を考えると、莫大なエネルギーが必要で、やはり両立はできない。国民に約束している新型コロナ感染拡大を防止するため、専任したい」と話しました。
菅首相は安倍政権を官房長官として約7年支え、2020年9月16日に第99代首相に就任しました。そして、新型コロナウイルス感染対策が後回し状態となっており、国民からも批判を浴び、内閣支持率も低迷し続けていました。
そして今回、菅総理が出馬を見送ることを表明したことを受け、河野行政改革担当大臣が総裁選へ出馬する意向を固めたことが報道されました。
そして 河野大臣は、既に若手の議員らを中心に出馬に必要な推薦人になるように要請を始めているとのことを複数の関係者多とが明らかにしました。 今回河野大臣が出馬の意向を固めたことで、総裁選の構図が大きく変わることになるでしょう。
菅首相の辞任について国民は、
「やっぱり」「お疲れ様でした」などと冷静に受け止める声も多く見られました。
コロナ禍での就任は本当に大変でしたでしょう。。次の政権がどうなるか注目が集まりますね。
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