韓国・ソウルの繁華街、梨泰院の狭い路地で29日午後10時15分(日本時間同)ごろ、群衆が折り重なるように倒れる事故があり、韓国メディアによると、153人が死亡、103人が負傷したと発表されました。
150人以上が犠牲になった事故を受けて、岸田総理がコメントを発表。
「未来ある若者をはじめとする多くの尊い命が失われたことに、大きな衝撃を受け、深い悲しみを覚えております」「犠牲になられた方々及び御遺族に対し心からの哀悼の意を表すとともに、負傷された方々の一日も早い快復をお祈りいたします」と追悼しています。
これは岸田総理自らのツイッターで発信したものです。また、現地警察からソウルの日本大使館に連絡があり、10代と20代の邦人女性2人の死亡が確認されました。
梨泰院には31日のハロウィーンを前に、多くの人が集まっていました。死傷者の多くは10~20代の若者ということで痛ましい事故が起きましたね。報道によると、中国、イラン、ノルウェー国籍などの外国人の死者20人も含まれているとのことで、韓国人だけではありません。
この日は約10万人が梨泰院を訪れたとされ、各所でハロウィーンのイベントが行われていました。市民が撮影した映像によると、事故当時はおびただしい数の人がひしめき合っていました。現場は坂道で、前の人が転び、後ろに続く人が次々と折り重なり、犠牲者のかたの身分なども未確認状態だといいます。お悔やみ申し上げます。
[著作権者VONVON /無断コピー、無断転載および再配布禁止(違反時の法的措置)]