１１月３０日、中国国営の新華社通信にて1989年の天安門事件のあとに共産党のトップに抜てきされ、市場経済化を推進した江沢民元国家主席が、白血病・多臓器不全などの病死のため、上海で９６歳で死去したと伝えました。
この事に当たり、日本からは岸田総理大臣は公式で外務省ホームページにて
「江沢民閣下の御逝去の報に接し、深い悲しみに堪えません。江沢民閣下は、改革開放政策を推進し、中国の発展に貢献されたのみならず、1998年には中国の国家主席として初めて我が国を公式訪問されるなど、日中関係において重要な役割を果たされました。ここに謹んで江沢民閣下の御冥福をお祈りするとともに、御遺族の方々、中国政府及び国民に対し衷心より哀悼の意を表します。」point 333 | 1
と弔意のメッセージを公開しており、他多くの日本の政治家からの弔意のメッセージも出しており、
自民 二階元幹事長「両国の友好協力関係の増進に大きな役割」
立民 小沢一郎氏「果断に行動された けうな指導者」
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公明 山口代表「中国の発展の礎を築いた」
江沢民氏が訪れた宮城県 村井知事「宮城にも思い寄せてくれた」
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（一部を抜粋して紹介しています。）と話しており、小沢衆議院議員は「1つの時代の終わりを感じる。親しくお話しさせていただいた時のことが懐かしく思い出される」ともコメントを残しており会談を行った際の思い出などを語っていました。point 166 | 1
このことに対してネットユーザーの声は
《世界の評価もさまざまなところを見ると、やはり中国の成長のために「清濁併せ呑む」感の強いリーダーだったかなという印象。鄧小平の「黒猫白猫」論の体現者というか。》
《日本メディアを見ると識者は負の側面ばかり強調しているようですが、中国国内では今の状況もあり江沢民時代は良かったとなつかしむ雰囲気の方が強い印象。江沢民自身は人気ないとしても、天安門事件後の難局を切り抜け、大国への道を歩み始めた時期でしたからね。》
《昨晩ニュースで江沢民って聞いて驚いたよ。 でら久しぶりに聞いた！一瞬はるか昔の歴史上の人物だっけ？と思ったわ。》
《日本にとっては厄介な人だったけどね。さすがに十倍以上の人口から勝ち抜くだけあって中国は実力のある指導者のリレーで着実に発展途上国として発展してきている。ただ、中国を上手く発展途上国から先進国に進化させることができるだけの能力のある指導者がいるかはまだ分からない。》
などの、ここでは紹介できない様な不評などもありましたが多くの者が中華人民共和国という大きな国であり人口率を誇る国を、あそこまでひっぱりあげていった事には賞賛するべきではないのではないかと許可する者がおり、続けて中国国内では”江沢民時代は良かった”と懐かしむものも多くいると語る者もおり、また９６歳という、大往生ともいえるほどの長生きのためか若者は、歴史の人物かと思ってたなどと話す者もいました。
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