X
    Categories: ISSUE

次は融和姿勢か?!文大統領が「光復節」の式典で演説し、日本に「対話と協力」呼び掛け


韓国の文在寅大統領は15日、1910年から45年まで続いた日本による統治からの解放を記念する「光復節(National Liberation Day)」の式典で演説を行いました。

演説で文大統領は、「日本政府が対話の道を選ぶなら韓国は手を取る」と述べ、過去最悪に悪化する日韓関係の中、日本との融和姿勢を打ち出したことが明らかになっています。

fnn.jp

20世紀前半の徴用工問題をめぐる日韓両政府の論争は長期化し、さらに泥沼化しています。

ADVERTISEMENT

両国は報復的な貿易戦争を繰り広げ、今月には輸出管理の優遇措置を適用するいわゆる「ホワイト国」から互いを除外する措置を発表。

世界のサプライチェーン(部品などの供給網)に影響が及ぶとの懸念も広がっています。

ADVERTISEMENT

そんななか、こうした文大統領の発言は、事態打開に向けて外交を通じた問題解決を求めた形だといえるでしょう。

newsweekjapan.jp

これまでは「(韓国は)日本に二度と負けない」と誓うなど強硬姿勢を見せてきましたが、15日の演説では強硬姿勢は努めて抑え、韓国政府が「過去にこだわったことはない」と主張しました。

ADVERTISEMENT

さらに、韓国政府は東アジアにおける「公正な貿易と協力」の実現に向けて日本政府と協力する用意があると述べました。

sankei.com

文大統領はさらに、

ADVERTISEMENT

「過去を振り返ることは、過去にこだわることではなく、過去を乗り越えて未来へと進むことだ」

「わわわれは日本に対し、近隣諸国に不幸をもたらした過去についてじっくりと考えると同時に、東アジアの平和と繁栄を共に導いていくことを期待する」と語り、これまでの強気の姿勢を変えた発言をしていました。

ADVERTISEMENT
iza.ne.jp

また、東京五輪・パラリンピックや2022年の北京冬季五輪に触れ、

「東アジアが友好と協力の土台を固め、共同繁栄の道に進む絶好の機会だ」と強調。

ADVERTISEMENT

各国の人々が「友好と協力の希望を持てることを望む」と語りました。

この日は非難のトーンを抑えた演説となり、韓国国内で過剰な「反日」の動きが広がるのを懸念したとみられます。

iza.ne.jp

ただ、この日の演説では、元徴用工問題の解決に向けた具体的な道筋には触れませんでした。

ADVERTISEMENT

日本企業に賠償を命じた韓国最高裁判決への韓国政府の対応に、日本側は不信感を募らせているため、文大統領の呼び掛けに、日本政府が応じるかは不透明なところではあるでしょう。

この報道を受け、ネット上では以下のようなコメントが寄せられています。

ADVERTISEMENT
point 0 |
news.point 55 | livedoor.point 64 | com

「何でいつもこう上から目線なのか分からないが、もはやそちらが何を言って来ようが今更もう遅い。こちらは粛々と次の一手を打つのみで、そちらがどうなろうが知ったことでは無い。とっくの昔に解決した問題で、後はそちらだけの問題に過ぎない。先日あれだけ物申していたのに、今日になっていきなり態度を豹変させること自体、全く信用ならないよね?」point 231 | 1

ADVERTISEMENT

「対話の道を選ばないのはそっちでしょうに。どうしてこういう物言いしかできないのでしょうか。」

「日本に上から目線で寛容さを見せるふりをしつつ、本心は日本にすり寄る気マンマンのこのタイミングで、とてつもなく強力で破壊力のある経済制裁&金融制裁で、一気に突き放してほしい。」

ADVERTISEMENT