2019年6月18日の夜に発生した新潟・山形地震を受け、『波高1m津波実験』の動画が改めて話題になっています！今回の新潟・山形地震によって発生した津波情報を受け、ネット上では「なんだ１mか」「たかが１mくらい平気でしょ」というコメントも散見されましたが、1mの津波は致死率100%だということをみなさんはご存知だったでしょうか？！
２０１９年６月１８日午後１０時２２分ごろ、山形県沖を震源とする地震が発生しました。新潟県村上市府屋で震度６強が観測され、山形県から石川県の日本海沿岸部には、気象庁より津波注意報が発令されました。
気象庁は津波注意報を発表しました。
津波注意報が出ているのは次の沿岸です。
▼山形県（予想高さ １ｍ）
▼新潟県上中下越（予想高さ １ｍ）
▼佐渡（予想高さ １ｍ）
▼石川県能登（予想高さ １ｍ） #alert— ＮＨＫ生活・防災 (@nhk_seikatsu) June 18, 2019
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山形県、新潟県、石川県能登などにおける津波注意報で予想された津波の高さは０.２m以上、１m以下。翌日の１９日午前０時１５分には微弱な津波が到達し、午前１時には注意報が解除されました。しかし、この地震発生時は夜だったこともあり、外が暗くて周りの状況があまり確認できないという極めて危険な状態でした。
予想された津波の高さは１ｍ以下ではありましたが、「たかが１mくらい平気でしょ」と思っている人も多いかと思います。2011年3月11日の東日本大震災の際には、痕跡高で15m、遡上高で40mの巨大津波が発生。その時以来、津波に対する危機意識が高まった一方で、当時の津波があまりにも凄まじすぎたことから、低い津波に対しての危機感が麻痺している方も意外と多いのではないでしょうか。しかし、油断してはいけません。１m以下の津波は予想をはるかに超えて怖ろしいものなのです。point 297 | 1
津波は1mでも凄まじい破壊力を持っています。そのことを痛感する映像がこちらです。
この動画は、人工的に津波を作り出す施設を持つ『独立行政法人 港湾空港技術研究所』の協力の元、パニック映画『TSUNAMI』のスタッフが津波の威力を体感した番宣動画となっています。５０㎝の津波でも、想像以上の威力を持っていることがわかりますね。
こちらの動画は、横須賀・久里浜にある港湾空港技術研究所で年に一度開催される津波実験（一般公開）の様子です。1mの波と聞くと、わずか1mと感じてしまう方も多いと思いますが、この映像で見るとその迫力に驚かされますね。
この動画らがＳＮＳ上でアップされると、津波の恐ろしさを再確認したというたくさんのコメントが寄せられていました。
「幅2～3m高さ1mでこの威力だよ。幅数100km高さ10mありえないっしょ…」
「津波注意報とか津波警報が出るたびにこの動画流しながら最新情報流したら効果的なんじゃない？」
「音が波の音じゃない最初のは爆弾かと思うぐらいの音だった」
「1mって小さいように感じるけどこの動画見ると怖いなぁ…」
「たった１mの津波だから大丈夫」と思い込んでしまうのは大変危険なのがおわかりになったでしょうか？また、今回の思わぬ地震で、津波警報が発令されたときは、身の安全を確保するために海から離れ、すぐに高台へ避難する必要があるでしょう。また、自分の行動エリアや住んでいる地域の災害リスクはあらかじめ把握しておき、いざという時に適切に行動できるよう備えておくことが大切ですね！point 274 | 1