ポテサラは子どもから大人まで大人気のメニューで、おかずだけではなく、酒のつまみとしても活用されています。しかし辛口を好む人に取っては、最初の一口は美味しいが、それ以上は甘さを感じて食欲が失せるといった場合もあるはずです。この時に試してもらいたいのが塩辛を混ぜた変化球のポテサラで、しょっぱさと濃厚な旨味が加わることで、つまみに最適となります。作り方は簡単で、アレンジメニューにも対応するので覚えておくと便利です。
塩辛について知っておこう
写真:写真AC
塩辛とは魚介類の身や内臓といった部位を加熱せず塩漬けにして、素材そのものが持つ酵素や微生物を利用して発酵させていき、高濃度の食塩を加えることによって保存性を高めた発酵食品です。味の改善や保存状態をより良くするために副材料として麹や日本酒、唐辛子をなどを加えたものもあります。単独でごはんのおかずや酒のつまみなどとして食べるほかに、調味料としてもつかわれることが多いです。
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購入する際に気を付けたいポイントは、昔ながらの伝統的な製法で作られているものは「塩辛」と表記されて、常温での流通が可能になります。対して簡易製法は「低塩分塩辛」と表記されて、生産からはじまり流通に至るまで10度以下の温度で管理なければいけなく、要冷蔵の表示が必要です。
また使用される魚介類はイカ、タコ、エビ、カツオ、その他多くの魚が可能となり、少しずつ味わいが違ってくるので好みを見つけてください。どれも伝統的な作り方をしたものは手間がかかっており高価なのが特徴です。ただ一度に食べるものではなく、少量ずつなので、人によってはそれほど高いといった認識がないかもしれません。珍味として重宝されていて、調味料として料理に使用すると、天然の塩気や旨味が加わり美味しさがアップします。さまざまな料理に使えるので試してください。
大人のポテサラに早変わりします
写真:オリーブオイル キヨエ
サラダの定番であり、ハンバーグやステーキといった肉料理の付け合わせに、さらに酒のつまみとしてもポテサラは人気のメニューです。作り方も簡単ですし、おかずのついでにつまみになると、自宅での定番となっているところも多いかもしれません。ジャガイモの旨味とマヨネーズの濃厚さが絡み合い、子どもから大人まで好まれますが、辛党の場合は苦手な人が出てきます。ただポテサラはおかずとしても優秀なので、酒のつまみと併用させたく、その時は塩辛を混ぜるのがおすすめです。
写真:魚料理と簡単レシピ – FC2
レシピは簡単で、普段通りにポテサラを作り、最後に塩辛を混ぜるだけで完成します。手作りだけではなく、市販品も最後に塩辛を混ぜれば良いので簡単です。塩辛の種類によって風味や味わいが違ってきますので、好みのものを見つけてください。
他にもアレンジとしては小ねぎを刻んだものや山椒を混ぜると風味が変わり、チーズや刻んだゆで卵を加えるとマイルドさが出てきます。気を付けたいのは塩辛の量で、少しでもかなりしょっぱいので、最初は控えにして味をチェックしながら足していくと失敗せずに済みます。辛口の日本酒やワインにマッチするので、気になる方は試してください。ポテサラの最後に加えるだけという簡単レシピなので、ちょっとつまみが欲しい時など、気楽に作ることができます。
まとめ
写真:駿河屋賀兵衛
子どもから大人まで人気のポテサラですが、辛党には不評なことが多いです。そこでおすすめのアレンジとして塩辛を加えるのが良く、しょっぱさと濃厚な旨味が加わることで、大人のポテサラに変身します。最後に加えるだけの簡単レシピなので誰でもできますし、手作りにこだわらず市販品にも活用できるので使い勝手が良いです。ちょっとした工夫で甘いポテサラが大人の味わいに変わりますので、まずは一度試して、ご自身で味わってください。