ゲームを実況プレイする人気女性YouTuber「うごくちゃん」が12月31日に亡くなっていたことを、所属事務所が8日、公式サイトで報告しました。
うごくちゃんは、可愛いらしい独特な声を活かし「荒野行動」などのゲーム実況で人気を博したゲーム実況系クリエイターです。
8日午前公式サイト上では、「うごくちゃんに関するお知らせ」として、「弊社Studio Coup所属クリエイターうごくちゃんにつきまして、2020年12月31日に逝去いたしましたことをご報告させていただきます」と発表。「親交の深かった弊社所属クリエイター、また私たち自身も言葉に言い表せないほどの悲しみの中におりますが、本人とご親族のため僅かながらでも出来ることを模索して向き合っていく所存です。」とつづり、各SNSアカウントの取り扱いについては今後、親族と相談の上検討するとのことでした。
うごくちゃんは生前、精神的に不安定な様子で「病んでる」と自称しており、Twitterには「孤独感すごい ひとり？」「僕のこと必要だと思ってますか？」「なぜ生きているのかわからない」など投稿することもあったようです。
昨年10月にチャンネル登録者数が50万人を突破した際は、「毎日のように数字とにらめっこして、大袈裟なくらい一喜一憂して、追い詰められて、そりゃ死にたくなるよな」とTwitterに呟いていたといいます。
12月28日に投稿した動画では、自身が病んでいることを「ネットニュースにされた」と言って笑い、自傷することは減っていないものの「病み期よりかは脱した気がする」と、以前より落ち着いた様子を見せファンたちを安心させていました。
この悲しい知らせを受け、生前何度となくコラボした人気YouTuber“てんちむ”こと橋本甜歌さんはTwitterで、「うごくちゃんのご冥福をお祈りします」と追悼。また、YouTuberの総長ウララさんは「俺の大切な友達が亡くなってました。初めてで、生きた心地がしません」「相棒を失った気分です」とコメントしていました。