セルフカットは直接確認できない後頭部付近などが難しいとされていますが、ロングヘアであればいくつかのポイントをおさえるだけで自宅できれいにセルフカットができるようになります。そこで今回はロングヘアの方がきれいに仕上げるためのポイントを紹介していきます。
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ロングヘアは髪をブロッキングすること
写真:ビューティーヘアラボラトリ
ロングヘアのセルフカットを成功させるためには、カット後の長さを揃えることがポイントになります。ですが髪の毛が長い分毛量も多くなってしまうため、一度に切り揃えるのではなくブロッキングした部分ごとにカットしていくと調整がしやすくなります。ロングヘアをブロッキングする時は、サイドは二か所ずつで後頭部は毛量によって二か所程度に分けるとセルフカットが行いやすいです。この時上下に髪の毛をブロッキングしてしまうと仕上がりに段差ができやすくなってしまうため、縦のラインで髪の毛を分けるようにします。分けた髪の毛はピンやヘアゴムでまとめておくと、セルフカットがスムーズになります。
ロングヘアは一度に切り過ぎないようにする
写真:春夏秋冬。
ロングヘアは長さがあるからといって一度に短くカットすることは、セルフカットでは難しい面があります。あくまでも毛先を整える程度からはじめて、慣れてきたら長さを調節していくようにすると失敗するリスクを減らすことができます。最初はサイドの髪の毛から切り始め、最後に後頭部の髪の毛を切ると全体の長さのバランスが見やすくなり調節も行いやすくなります。またロングヘアのセルフカットではブロッキングが大切なポイントであると説明しましたが、ブロッキングした髪の毛はカットする前にくしでとかして整えておきます。ピンやヘアゴムのくせがついてしまったときは、少量の水で湿らせてくせを取り除いてからカットしていきます。
ロングヘアはハサミの入れ方に気をつける
写真:頭美人
ロングヘアをセルフカットする時は毛先のカットがきれいにできるかがポイントになってきます。毛先に対して垂直にハサミを入れてしまうと直線的に切り揃えることはできますが、髪の毛全体を同じラインで揃えることはとても難しいためセルフカットの場合ずれてしまう可能性が高くなります。そのためロングヘアにはハサミは毛先に対して斜めに入れ、少しずつカットしていくことでナチュラルな仕上がりになります。またハサミの根元まで髪の毛を入れて一度にカットするのではなく、ハサミの先端を使ってゆっくりと少しずつ髪の毛をカットしていくと切り過ぎを防ぐことができます。
ロングヘアのボリュームダウンはすきバサミを使う
写真:minimodel.jp
ロングヘアは髪の毛が長い分、ボリュームも多いと感じやすくなります。ですがハサミでボリュームダウンしようとすれば表面に段差ができやすくなってしまいますし、左右のバランスも崩れやすくなってしまいます。そのためセルフカットではすきバサミを使って、全体のボリュームダウンをする方法がおすすめになります。ロングヘアのセルフカットですきバサミを使う時は、耳の位置の高さを目安に髪の毛をすいていくときれいにボリュームダウンができます。耳の位置の高さよりも上にハサミを入れてしまうと頭頂部の髪の毛が膨らむ原因になってしまうため、ハサミを入れる位置はこれより下にします。
ロングヘアのセルフカットは少しずつゆっくり行う
写真:Locari
ロングヘアのセルフカットは髪の毛を少しずつカットすることがきれいに仕上げるポイントになります。一度に大量の毛束をカットしたり、長さをいきなり変えることは失敗しやすくなります。ロングヘアのセルフカットでは最後に全体のバランスを見ながら微調整を行いますが、この時短い部分に合わせていくと切り過ぎてしまうため全体のバランスを重視して整えるようにすることが大切です。
