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【え?!】「お年玉」ではなく、「お盆玉」?


みなさんお盆シーズンに突入しましたが、お盆は楽しんでいますか?帰省して家族団欒と過ごしている人も多いでしょう。最近、夏の新しい習慣(?)になりつつある「お盆玉」というものが注目されているのですが、ご存知でしょうか?分かった人もいるかもしれませんが、「お盆玉」とは、お正月恒例の「お年玉」の夏版です。江戸時代の山形地方で、奉公人に対して「お盆お小遣い」をあげた風習を根源としているそう。当時はお金ではなく着物や下駄などを贈っていたのですが、昭和初期になって子どもにお小遣いをあげる習慣に変わったと言われています。最近では、夏らしいデザインのお盆玉用ポチ袋などもバリエーションが増えているようです。そこで、渡す側ももらう側も気になる、お盆玉はいくら渡すのでしょうか?

現金での平均総額は9,345円


写真:tak-shonai.cocolog-nifty.com

三井住友カードが2018年6月に、小学生の子どもを持つ280人に調査をしたところ、「例年お盆玉をもらっている」と回答したのは37%と、実に3人に1人以上がお盆玉をもらっているという結果になりました。そのうち、お盆玉を「現金」でもらっている人は80%で、おもちゃや本、服など「物」でもらっている人は20%でした。「現金」でもらっていると答えた人の金額(総額)は5,000円以下が59%。5,001円~10,000円以下が24%、10,001円以上が17%。平均金額は9,345円という結果になりました。同じ調査でのお年玉の平均総額が21,960円だったことを考えると、お盆玉の相場はお年玉よりはかなり少ない印象。お年玉よりは、カジュアルな“夏のお小遣い”としてあげている人が多いことが分かりました。point 444 | 1

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お盆玉の使い道はそれぞれ・・・


写真:yokokokon.com

お盆玉の使い道について、親と子どもに聞いたところ、56%の親が「貯金」を希望する一方、子どもは65%が「おもちゃ・ゲーム」を買いたいと思っていました。なんだか納得のいく結果ですよね。また、お年玉と比べ、お盆玉の総額が10,000円に満たないこともあるからか、お盆玉の使い道の管理は「子どもに任せたい」という親も多いようです。お盆玉をきっかけに、お金の使い方、貯め方を子どもに学ばせるいい機会となっているのかもしれませんね!point 292 | 1

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まとめ


写真:be-kotsu.com

お盆玉という言葉を初めて知った方もいるかもしれませんが、いかがでしたか?今年お盆玉をあげる予定の人は、「子ども自身に使い方を考えさせて、お金の大切さを教えるように!」としっかり条件を付けてみてはどうでしょう。

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