コカインの使用などにより3月12日に逮捕され、麻薬取締法違反の罪で起訴されたピエール瀧。6月5日についに初公判を迎えたのですが、ここで忘れてはならないのが、強制性交容疑でピエール瀧よりも先に逮捕された新井浩文の存在。いまだ初公判の期日が決まっていないのですが、その理由は一体何なのでしょうか?
初公判を迎えたピエール瀧
6月5日についに行われたピエール瀧の初公判。現在、ピエール瀧は都内近郊にある依存症治療の病院に通院し、グループ治療などを受けているようです。逮捕当初は14年間連れ添った妻と離婚話も出たようですが、彼女は夫を支えることを選択。中学生になる娘もそれを認めたようで、家族3人で更生への道を進むようですが、家族のサポートを得られることは、裁判でも彼に有利な材料となるといわれています。
新井浩文の初公判が行われない理由とは?
そんなピエール瀧の逮捕よりも1ヶ月前に逮捕されている新井浩文の存在を忘れてはなりません。新井浩文は派遣型マッサージ店の30代女性への強制性交容疑で、2月1日に逮捕されているのですが、いまだ初公判が行われる気配はゼロ。これにはどんな理由があるのでしょうか?性犯罪などでは、被害者との示談を成立させ、起訴を免れる容疑者も多い中、新井浩文は2月21日に起訴されているため、示談が成立しなかったのは間違いありません。そもそもピエール瀧と新井浩文は犯した罪が違うため、比較すること自体ナンセンスなのですが、やはり被害者がいるかどうかということでしょう。
薬物のような自己犯罪とは違い、被害者のいる犯罪は裁判もかなり慎重になるようで、公判前にはある程度の整理を徹底することが多いらしく、保釈されてから約3ヶ月くらいで初公判が決まらなくても、それは決して長いというわけではないようです。ということは、被害女性と示談どころか泥沼化している可能性も否めませんが、いずれは行われるであろう新井浩文の初公判が現実になれば、メディアが目を光らせることでしょう。