「ジョセフィーヌ」という名前のドレッシングをご存じでしょうか。普通とは違う独特の味わいで、やみつきになると人気を集めているドレッシングです。さらに、入手しにくいことから「幻のドレッシング」とも言われています。
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フランス生まれと銘打たれた「ジョセフィーヌ」は、千葉県匝瑳市にある食品会社で製造販売されています。見た目は普通のドレッシングとあまり変わらず、パッケージもむしろ素朴。今どきのおしゃれなドレッシングとは、ちょっと一線を画すようなたたずまいです。
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しかし、実際に使ってみると、「こんな味は初めて！」と衝撃を受ける人が多いようです。「ジョセフィーヌ」は、ちょっと褐色がかったクリーミーな色合い。口に入れると、にんにくの香りが感じられます。原材料に野菜が多いためか、とろりとクリーミーで濃厚ながら、しつこさや油っこさがありません。他にも、ハーブや海藻などが加えられているため、複雑な香りと風味がプラスされています。
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使われている素材には、植物油と酢・塩・たまねぎというドレッシングの基本材料のほかに、卵も入っているのが特徴で、落花生・ごま・カシューナッツがクリーミーさを加えています。にんにくも使われ、人参・セロリ・レモンも材料に入っています。さらに、わかめが使われているのも他にない特徴のひとつです。これらの材料が一体となって、独特の風味をかもしだしているのです。フレンチドレッシングでもない、和風や中華のドレッシングとも違う、そんな不思議な味が「ジョセフィーヌ」の特徴です。似たようなものを探しても他では味わえない、ついついやみつきになってすぐに使い切ってしまう、といった声が愛好者からは上がっています。保存料を使っていないために、賞味期限は冷蔵で3週間と短いのですが、どんどん使ってしまうので大丈夫だとか。point 426 | 1
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「ジョセフィーヌ」は、普通のドレッシングと同様、サラダにかける食べ方がスタンダードですが、他にもさまざまな料理のたれやソースとしても使えます。油っぽさが少ないので、肉や魚の揚げ物にソースとしてかけてもよく、しゃぶしゃぶのたれとしても使えます。タルタルソースの代わりにもなると評判です。また、パスタにかけて、パスタソースとしても美味しくいただけます。
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この「ジョセフィーヌ」、以前は入手困難であることでも有名でした。購入は基本的に電話注文のみで、しかも紹介制の「一見さんお断り」の販売形態をとっていたのです。新規で購入したい場合は、すでに登録されている人の名前と電話番号を伝えないと、注文を受け付けてもらえませんでした。特例として、本数を多くまとめて注文すると購入ができる場合もありましたが、そうすると大量の本数が届いてしまい、知人同士で分け合うなど工夫しないといけなくなってしまいます。千葉や群馬の一部のスーパーでは小売りしている時もありましたが、供給は安定しておらず、気軽に購入できるわけではありませんでした。point 360 | 1
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さらに、2017年の7月には、ラベルの表記に不備があったとして、「ジョセフィーヌ」は一時販売中止になってしまいました。原材料のひとつである落花生が記載されていなかったため、食べた子供のひとりがアレルギー症状を起こしてしまったのです。そのため、「ジョセフィーヌ」は「入手困難」どころか「入手不可能」という事態になりました。
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幸い、現在ではラベルを変更して販売が再開されています。さらに、最大手の通信販売サイトを通して通販も行われるようになり、紹介者が必要になることもなくなりました。しかし、それでも品切れになることは多く、販売開始のタイミングを待つこともしばしばです。すぐに入手可能な状態ならラッキーです。購入したい場合は、販売のタイミングをぜひ逃さないようにしましょう。