7月15日放送の『バラいろダンディ』(TOKYO MX)では、歌舞伎俳優の梅沢富美男さんが登場。東京・池袋で2019年4月、乗用車が暴走して2人が死亡、9人が重軽傷を負った事故で自動車運転処罰法違反(過失致死傷)の罪に問われた旧通産省工業技術院の元院長飯塚幸三被告(90)に怒りを滲ませるシーンがありました。
この日の放送回では、事故を起こした飯塚幸三被告に、東京地裁で禁錮7年が求刑されたと伝えられていました。飯塚被告が問われている自動車運転処罰法違反(過失致死傷)内では最高の求刑となります。これに対し、梅沢さんは「まあ悔しいね。こんなやつが堂々と。いくつになったこのジジイ。腹が立つ本当に。自分がやったことには間違いないんだからさ。人の上に立っていた人間なんだろ」と畳み掛ける様子も。
続けて「自分がやりました申し訳ございませんって、なんで言えねえんだ。情けないな」とバッサリと切り捨てたのでした。このほか、「俺はバカだから言わせてもらうけど」と前置きした梅沢さんは「うちの母ちゃんと娘を殺したと言ったら、無罪にしてくれと言うよ。俺が裁判してやるよ。俺が敵を討ってやる。女房と子どもに」とも話し、悔しさを滲ませていました。
怒りが止まらなかった梅沢さんに対して、ネット上では「梅沢さんに同意する」「「梅沢さん、本当に言いたいこと言ってくれた」「今回はとりわけ怒っているな」
「ここでまともな法案を出せる政党があったら、一気に国民の支持を集められるよ。政治家はなぜそんな簡単なことが分からないんだ?」「完全に同意ですが、その政治家も同じくどうしようもないジジイばかりです。残念な国です」といった声が聞かれました。
共感が殺到した梅沢さんの意見。飯塚被告に最大7年の判決しか下されず、現時点で90歳の高齢である点から刑務所は入らない可能性がありますが、本当に法律を変えてほしいと思いますね…。