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茂木健一郎氏、吉本芸人の政治的スタンスに私見「権力に融和的、支持するようだ」


2020年11月3日、脳科学者の茂木健一郎氏が自身の公式ブログを更新。吉本興業所属芸人の政治的スタンスに物申したのですが、ネットでは反論が寄せられています!!

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exciteニュース

更新したブログで大阪都構想の住民投票の結果、否決されることになったことについて「大阪都構想の話は、役者がみな個性的だし(松井市長、吉村知事、そして橋下徹さん)、コメディにするには黄金の機会というか、海外のコメディアンだったらよろこんで飛びついているネタだと思う」と書き始めた茂木氏。point 201 | 1

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個性の強い大阪市長の松井一郎氏や大阪府知事の吉村洋文氏らメンバーの存在が格好のネタになり得ると所感を述べた茂木氏でしたが、吉本興業のお膝元である大阪のテレビ番組でそうした見方をする傾向があまりなかったと触れました。

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businessjournal

「吉本さんがあるので大阪は笑いの首都みたいになっているけれども、特にテレビなどの媒体で、こういうのが取り上げられないのはふしぎだ」と疑問を呈し、「そのかわりに、吉本の芸人さんで目立つのは権力に融和的というかどちらかというとそれを支持するようなふるまいで、それはコメディアンの本来の仕事ではないと感じる」とチクリ。point 221 | 1

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一方、政権批判の言動が目立つウーマンラッシュアワー・村本大輔さんについて「異端視する人がいるけど、村本さんの方がコメディアンとしてはよほど本来のあり方だと思う」と評価しました。

スポーツ報知

大阪都構想については吉本芸人が見解を述べていますが、考え方は三者三様。今回、‟芸人だから政権批判をするのが本来のあり方”と決めつけたような主張をした茂木氏に対し、ネットでは以下のような反論が続出しています!

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『政権を批判しようが支持しようがそれこそ内心の自由でしょ。もっと多様性を受け入れましょう』

『勝手にお笑い芸人の役割を決めつけてる』

『芸人だって一個人である以上、様々な考えや思想があって然るべき』

テレビ朝日

過去にも日本のお笑い芸人を「終わってる」「国際水準のコメディアンとはかけ離れている」などと一蹴している茂木氏。

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アメリカではドナルド・トランプ大統領に異議を唱えるコメディアンが多いとし、一方で日本の芸人は上下関係を重視し、空気を読みすぎるあまり権力者に向けて異議を唱える文化がないと指摘。

今回のブログでは「こうなったら、万博と同じで誘致するしかないのかも。日本にボラットがきたら、いろいろやってくれるだろうから、ボラットが日本に来たときの台本を頭の中でいろいろ想像すると面白いかも」と、話題の映画「ボラット」に触れトランプ政権を皮肉。

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サンスポ

また、「とにかく、日本の『お笑い』、吉本の『笑い』は、世界のコメディ界でも、特異点的な存在になっている」と結論づけています。

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“政権批判をしない=芸人失格”かのような表現とも受け取れる茂木氏の主張には共感する人は多くはいなかったようです…。