科学技術は想像力の産物といえるほど無限の想像力を基盤として発展しています。 ところが、時には過度な奇抜さと突飛さは想像を絶する科学研究につながり、世の中に驚きを与えてくれる時もあります。それを称えるために作られた「イグノーベル賞」というのがあるほどです。イグノーベル受賞者のように、まるでファンタジー小説に出てきそうな突拍子もない研究をする人たちがたくさんいます。今回は実際、科学者らが従来の常識に反する研究に真剣に取り組んで企画·進行した変人実験5つを紹介します！
1.ブラジャーでマスク？
最近マスクが必需品になったことにより注目すべき発明品があります。それは非常時に顔保護マスクとして作動するブラジャーです。発明者はある事故に巻き込まれた際に「マスクさえあれば、今ほど苦痛を受けることはなかった」とう出来事があり、このようなアイデアを出したといいます。今回発明したマスクはブラジャーを二つに外してマスクとして使用することがでるようです。この「ブラマスク」は2007年に米国で特許を取得し、2009年には「イグ·ノーベル賞」の公衆衛生学賞を受賞。point 296 | 1
2. ジェットコースターを病院の医療機器に？
ゆっくり上がって急速に下降し、刺激的なスリルを与える乗り物が医療器具の役割を果たせるといったら信じられます？ある医師たちは「ジェットコースターが腎臓結石をなくした可能性がある」という仮説をもとにこのような研究を進めました。 調査によると、ジェットコースターの後部座席に座ると腎臓結石が排出される確率が高いとのこと。この研究で実際にイグノーベル賞受賞をしたこともあるようです。 おそらく遠くない将来、ジェットコースターに夢と希望がいっぱいある遊園地だけでなく、医療現場として向き合える日が来るかもしれません。point 329 | 1
3.歩きながらコーヒーを飲んでもこぼさない？
ある研究者が同じ強さで動く時にマグカップからドリンクが飛び、ワイングラスからは飛び散らないことに注目しました。そして、これを確認するために、マグカップとワイングラスにコーヒーを入れ、振動を発生させてあふれる度合いを確認する実験を行いました。その結果、ワイングラスはマグカップよりコーヒーが大きく揺れるのを発見したのです。 また、「コップを持っている手の形を変えれば、同じ速度で動いてもコーヒーをこぼさないこともある」とし、「取っ手の代わりにコップの頭部を抱えて歩くと共鳴振動数が低くなる」と述べ、もし歩きながらも飲み物を飲みたいなら、円筒形ではなくカップの頭部を包み込むといいと話しています。この方も2017年に受賞されています。point 392 | 1
4.愛する人々と老けずに永遠に生きられる？
「空想の産物」と考えられてきた「不老不死」を研究する科学者が増え始めました。受賞者はいないものの、現在世界各国の研究者たちが多大なお金を出し不老不死について研究、解明するために会社を設立しているそうです。もしかしたらそう遠くない未来で不老不死が叶う可能性もありますね…。
5.時空間を行き来することができますか？
SFの定番の素材でもある時空間の境界を崩すことは可能なのでしょうか？ある団体では、太陽系から外れた宇宙旅行の実現を目標に作り、空間だけでなく時間を超越することに挑戦する人々も多くいるようです。日本のある教授は、「理論的には時間旅行の可能性が全くないわけではない」とも主張しているくらいです。未来へ進む理論そのものはそれほど難しくないとも言われています。移動する速度が速いほど時間が遅くなり、光の速度に近づくにつれて時間はゼロに近づく。 つまり超高速で移動するロケットの中で地球に帰還すれば未来になるということです。一方、未来はいけるが、過去への時間旅行は難しいとも言われています。しかし、すべて仮説であって実際に観測されたことはありません。point 319 | 1
みなさんは何かこういうことができるかもと少し周りとは変わった行動や考えをすることはありますか？もしかしたらあなたもイグノーベル賞を受賞できるかも…?!