「ベンチプレスで大胸筋を損傷する人が増えている」
カナダ・ヨセフ健康センターのElMaraghyらは、過去に報告された大胸筋損傷に関する知見をレビューしたところ、近年になって大胸筋損傷の報告件数が急速に増加していることを明らかにしました。
オンラインメディア「フィットネスボルト(Fitness Volt)」では、220kgのベンチプレスに挑戦した男性の胸の筋肉が破裂したと報じました。
各報道によると、イギリス出身のアマチュアボディビルダーライアンクロウルリ(Ryan Crowley、当時23)は、この日のジムでベンチプレスに挑戦したそうですが、ベンチプレスとスクワット、デッドリフトと一緒にウエイトトレーニングの3大腸と呼ばれる運動を行い、ベンチに横になった状態で、曲げ肘を伸ばし伸ばしながら再度持ち上げる動作をしていたそう。
ライアンは、普段よりも無理をしたのか、220kgバーベルをトレーナーの助けを借りつつ、挑戦したといいます。
バーベルを高く上げた彼の腕の筋肉は凄いですね。顔も真っ赤で、全身が重くてプルプルしているのがわかります。
すぐにでも落ちてきそうな状態だったが、ライアンは落ち着いてバーベルを胸の上におろしたようです。
しかし、その瞬間、バーベルの重量に強い圧力を受けていた胸の筋肉は知らぬ間に損傷してしまったのです。
胸の筋肉は、まるで爆発上いきなり飛び出し出ており、ライアンは我慢できない痛みにうめき声を出してもがきました。
近年のフィットネス人口の増加により、ベンチプレスで大胸筋を損傷する人が増えているという調査結果があるだけに、まさかの事故にびっくりしたでしょうね。
バーベルを落とさなくて幸いだが、ともすれば大きな事故は起こるところでした。
彼は耐え難いほどの痛みでベンチから出てすぐに座り込み病院へ搬送されたといいます。診断の結果、大胸筋はひどく損傷しており、手術へ。
ライアンは4時間にわたる大手術を受け、無事に回復していると伝えられました。
ライアンは各報道のインタビューで、「完全に回復するには、数ヶ月かかるそうだ。しばらく運動を休んでリハビリに専念する予定だ」と伝えていました。
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