今年5月、『COUNT DOWN TV』(TBS系)に歌手でミュージシャンの椎名林檎(40)が登場しました。椎名林檎はデビュー当時、セクハラ被害にあったことを明かしたことでネット上ではその内容に驚きの声が相次ぎ、話題になりました。
同番組では「20周年事件簿TOP3」と題して、椎名林檎に歌手活動の中で印象に残った出来事をインタビューしました。そこで、椎名はデビュー間もない頃の営業で、「プールサイドでの収録なんで、水着を着てほしい」とメーカーに言われたことを明かし、ほかにも「ゴースト(ライター)いるんでしょ?」「本当は何歳なの?」といった思いもよらぬ質問の連続に憤慨したといいます。
これには視聴者からも怒りの声が殺到し、「曲に関係なく水着を着てこいとか、完全なセクハラ」などの声が上がっていますが、椎名林檎のほかにもセクハラ被害を受けた芸能人がいるとのこと調査しました。
今年1月に放送された『有田哲平の夢なら醒めないで』(TBS系)に出演した須藤理彩(42)も過去のセクハラ被害を告白しました。また、その相手を大物俳優“I”だとし、“I”はドラマの撮影中にもかかわらず、休憩中に須藤を横に座らせて膝や胸を触ったというのです。
スタジオからは悲鳴の声が上がるとともに、“I”の正体を特定しようとする流れに。これにはネット上でも、須藤にセクハラした犯人を「“I”でセクハラって石田純一でしょ」「VTRでプロデューサー巻きしてたし、セクハラ犯は石田純一」と予想する声が多く上がりました。
今や国民的若手俳優ともいえる俳優の菅田将暉もセクハラ被害を明かした一人です。
菅田は今年1月に放送された『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)に出演した際、オフの日に「オバ様3人に抱きつかれたことは罪になるのか?」と相談しました。
菅田の「おじさんが若い子に抱きついたら絶対セクハラなのに、女性だとOKなの?」という疑問に、北村晴男弁護士は「基本的には犯罪行為に当たる」と回答しました。ほかの弁護士からもファンによる行き過ぎた行為の指摘があり、ネット上でも「受け手が嫌だと思ったらセクハラって騒ぐ女は多いのに、男になら何してもいいと思ってる女は怖い」「男性へのセクハラも、もっと問題になるべきだと思う」など厳しい意見が寄せられました。
最後に紹介するのは女優の高木美保(56)です。高木も2018年放送の『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)で過去のセクハラ被害を告白したことがあるのですが、元事務次官の福田淳一によるセクハラ事件についてのトークの場面で、司会の羽鳥慎一(48)から話を振られた高木は、「私自身がね、セクハラを受けた経験というのは何度もあります」とコメントし、スタジオは一時騒然に。
さらに高木は当時を振り返り、「(所属事務所は)助けてくれませんでした。相手が強かったので」とし、「1人で闘うしかなかった」とコメントしました。これには、視聴者からも「なんかリアルですね」「芸能界の闇を感じますね」「言えないだけで、今もある話なのかもなぁ」といった意見が寄せられました。
セクハラは本人がセクハラだと思ったらちゃんとしたセクハラ被害になります。相手の気持ちを思った行動をとってもらいたいですよね。