東京五輪を巡ってさらに波紋を呼んでいます!なんと、警視庁は7月25日、東京オリンピック・パラリンピック警備のために全国から集められた「特別派遣部隊」の中で、新たに兵庫県警の20代と30代の男性警察官2人が新型コロナウイルスに感染したと発表しました。
前日の24日までに同県警の警察官4人の感染が判明しているので、これで感染者は6人となりました。しかし、コロナ陽性者と接触のあった44人を含む計50人を東京都内の警察施設に隔離されることとなり、ネット上では波紋を呼んでいます。
同庁によると、隔離された50人はいずれも東京都府中市内の警察施設の同じフロアに宿泊し、同じトイレや洗面所を利用していたとのことです。選手や一般人との接触はないということですが、50人のうち、他に簡易検査で陽性となった3人も医療機関によるPCR検査を受ける予定だといいます。
ただ、保健所からは警察官らのクラスター(感染者集団)の認定はされていないということで、別の警察官を充てるため、警備業務に影響はないとしています。同庁によると、感染したうちの4人は7月上旬に上京し、22日まで都内の競技会場などの警備に当たっていたとのこと。
警察官らはそれぞれに37~39度台の発熱があり、抗原検査で感染が判明したようです。複数人の感染判明を受け、警視庁は他の派遣部隊に対して改めて手指消毒やマスク着用の徹底を要請しています。
これらの報道を受けてネット上では以下のような意見が寄せられています。「その不安がまさに的中したわけで明らかに人災であり、企画し、通した人間の失態です。責任追及を行い、処分すべきでしょう」「本当に警察で大規模クラスターが発生したら、もはや五輪を運営できないだろう。そのときは、運営は大本営発表をやりかねないと思う」
「やっぱりオリンピック強行、ムリだったのでは?今から止めませんか?」「選手村でも警備でも、コロナ感染が続出。五輪を強行開催すれば、この結果は当然だろう。コロナ感染と熱中症で、医療機関は大混乱、全て政府と五輪組織委の責任。」「消耗戦だね」などといった反応が寄せられていました。