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応援歌自粛!!中日・与田監督が歌詞の「お前」は教育上不適切と応援団に指摘しファン賛否


7月1日、プロ野球チームの中日ドラゴンズ公式応援団がSNS上などに「重要なお知らせ」として試合中に流す応援歌「サウスポー」の演奏を自粛することを告知しました。今季も熱い闘いが繰り広げられる中、公式応援団の突然の発表にファンは困惑しているようです。

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Yahoo!ニュース – Yahoo! JAPAN

この発表を受けて、翌日2日に加藤宏幸球団代表は状況を説明しています。「与田監督から、応援歌の歌詞内にある『お前』と選手を呼びかけるフレーズが不適切ではとの意見があり、担当者から応援団に伝え、検討してもらっている」と監督からの指示によるものだとしています。ファンの間では、球団側の要請から自粛することへ強制的なイメージが強いのか、賛否両論の声が上がっています。point 257 | 1

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30代男性:もう何年もずっとやってたんで、急になんでかなとは思いました。
60代男性:あの応援歌がないと、やっぱり中日らしくない。今の世の中、なんでも規制でね。
40代男性:納得いく部分もあるんですが、これで自粛しちゃうというのは、まぁまぁ…グッと我慢して、別の応援歌で応援したいと思います。

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日刊スポーツ

中日ドラゴンズは5連勝中の快調を見せていましたが、騒動の影響もあってかこの日の巨人戦(ナゴヤドーム)では6対0の完封負けとなりました。なぜ応援歌が自粛となる事態になってしまったのでしょうか??問題の応援歌は、ピンクレディーのヒット曲「サウスポー」の替え歌で、2014年シーズンから歌われているものです。point 207 | 1

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「スーパースターのお出ましに ベンチのサインは敬遠だけど 逃げはいやだわ」という歌詞を応援歌では「みなぎる闘志を奮い立て お前が打たなきゃ誰が打つ 今 勝利を掴め」というようにアレンジしています。

FNNPRIME

中日ドラゴンズの公式グッズのタオルにも「お前が打たなきゃ誰が打つ」とプリントされるほど人気のフレーズですが、選手のことを「お前」と表現していることをめぐり、中日の与田剛監督は「『お前』という言葉を子どもたちが歌うのは、教育上良くないのではないか。」と指摘したといいます。

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J-CASTニュース

そこで、球団から「お前」という歌詞の部分を変更するように求めたそうですが、要請を受けた公式応援団は、「シーズン中の変更はファンに周知するのが難しい」と判断したため、7月1日に自粛を発表したとのことです。この「お前」という表現が応援ソングで歌われることについて、子供を持つ親達にインタビューしてみることに…point 218 | 1

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2歳の親(男性):
応援ソングで歌うのはいいと思いますけど、「お前」という言い方はあまりよくない。
10歳と4歳の親(男性):
応援の歌で「お前」は全然問題ないかな。友達同士でふざけて「お前」とか言うような時もありますが、親としてはあまりうれしくない。目上の人に対しては絶対に言ってはダメだと思いますね。

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Yahoo!ニュース – Yahoo! JAPAN

このように、応援ソングとして歌われることは問題ないのではないかという意見が多く見られました。そこで、2日夜、巨人戦の試合を前にスポーツ紙の取材に応じた中日の与田監督は、今回の騒動についてこう説明しています。「応援歌の中で『お前』ではなく選手の名前に変えられないかと話をした。それは呼び捨てでもいい。応援団の中からも声が上がっていたという話も聞いた。他球団でも、そのような話が出ていることも聞いた。こちらから自粛しろとも、サウスポーをやめろと話したわけではありません」point 311 | 1

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応援歌を自粛した中日ドラゴンズの公式応援団は、自粛期間は未定としています。今後、「お前」を別の言葉に変更することも含めて検討し、来シーズン開始までには間に合わせたいとしています。