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おせちの予習!今年は一味違う昆布巻きに挑戦しよう!


昆布巻きは昆布とニシンの漁獲量が多かった北海道が発祥の地で、北海道でよく食べられていたニシンの昆布巻きが日本海経由で全国に広まったと言われています。今では正月のおせち料理は欠かせない一品となっていますが、その由来は昆布を「喜ぶ」と「子生婦(こんぶ)」と言う字をあてる語呂合わせにより、一家の幸せと子孫繁栄を祈念する縁起が良い料理としておせち料理の一品になったことは広く知られています。縁起を担ぐ以外にも、昆布には食物繊維が豊富でアルギン酸やフコイダンなどの成分が多く、昆布を食べて健康で長生きを、と言う意味も込められています。

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写真:radish-pocket.point 67 | com
おせち料理に入る昆布巻きの中身はニシンや鮭が一般的ですが、たまには違うものを入れて一味違う昆布巻きを作ってみるのもひとつです。少し変わったところでししゃもを入れてみてはいかがでしょうか。プチプチとした食感と昆布がよく合って美味しく仕上がります。用意するものは、昆布、ししゃも、かんぴょうと、日本酒と砂糖を大さじ3杯、しょうゆとみりんを大さじ2杯です。昆布は10センチ前後に切り揃え、1時間程度水に漬けて柔らかくします。point 279 | 1

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写真:temiyage.point 68 | gnavi.point 74 | co.point 77 | jp/
ししゃもには日本酒を少々振って10分程度置いておき、かんぴょうは塩で揉んでから水に漬けて戻しておきます。柔らかくなった昆布にししゃもを2本互い違いに置いて昆布で巻き、昆布の2か所をかんぴょうを巻いて結びます。出来上がったものを鍋に入れ、昆布の戻し汁と日本酒を加え加熱して、アクを取りながら30分ほど煮続けます。水分が少なくなってきたら砂糖としょうゆ、みりんを加えて弱火にして汁気が無くなるまで煮ますが、焦げ付かせないように気を付けましょう。煮詰まったら火を消して冷めるのを待ち、冷めたら昆布の両端を切落して真ん中で切り分けて完成です。point 347 | 1

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写真:tupperwarebrands.point 76 | jp
もうひとつ、風変わりなところでベーコンを入れた昆布巻きも、和風と洋風が合わさった美味しい一品です。用意するものは昆布、かんぴょう、ベーコンと粉末の洋風だしのみです。昆布とかんぴょうの下ごしらえはししゃもの場合と同様で、柔らかくなった昆布にベーコンを昆布と同じサイズで乗せ、昆布とベーコンを一緒にくるくると巻いて、かんぴょうで2か所を結びます。出来上がったものを鍋に入れ、昆布の戻し汁と洋風だしを入れて30分ほど煮続けます。冷めたらししゃもの時と同様に切り分け完成ですが、仕上げに粗挽きコショウを少々振って風味を加えると良いでしょう。ベーコンには塩気があるので洋風だしの塩分だけで味付は十分です。昆布の風味とベーコンの脂分で、昆布巻きをあまり好まないお子さんでも喜んで食べてもらえる一品です。point 423 | 1

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写真:food-cooking.point 72 | jyuusya-yoshiko.point 88 | com
最後に、ひき肉を使った昆布巻きはどうでしょうか。鶏ひき肉をベースに玉ねぎなどを加えてハンバーグのネタを作り戻した昆布に巻きます。あとはししゃもの場合と同じ調味料と手順で作りますが、色合いを考えて細かく切った赤パプリカとグリーンピースをネタに混ぜ込んでおくと、完成後に切り分けたときに鶏ひき肉の白に赤と緑が映えて見た目がとてもきれいになります。なお、つくね風に仕上がるので、砂糖を少々多めにして甘くしても良いでしょう。もし、これらを料理するときに昆布が余ってしまった場合は、中身無しの純粋な昆布巻きを作ってみるのもひとつです。シンプルながら昆布のうまみを十分に感じることができるのでおすすめです。point 388 | 1

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写真:shop.point 64 | gnavi.point 70 | co.point 73 | jp
このような昆布巻きを入れると、いつものおせち料理とちょっと変わって家族も喜ぶこと請け合いです。おせち料理の中身は毎年あまり変わり映えがしないものばかりです。縁起を担いだ料理ばかりですから仕方ありませんが、昆布巻きは中身を変えてアレンジすることができますので、今年はチャレンジしてみてはいかがですか。point 224 | 1

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