7月30日、大阪市の松井一郎市長が、大阪府などに新型コロナ対応の緊急事態宣言が出されても、8月に予定されている市立中学校4校の修学旅行は実施すると表明し物議を醸しているようです。
政府は新型コロナウイルスの感染再拡大を受けて、「緊急事態宣言」の対象地域に埼玉・千葉・神奈川の首都圏3県と大阪を加えることを決定。期限は8月2日から31日までで、すでに発出されている東京と沖縄も期限を延長します。
8月下旬に予定されている大阪市立中学校4校の修学旅行を実施するとした大阪市長は、出発前に生徒全員にPCR検査を行い、陰性が確認された人が参加する仕組みとすると表明。行き先は長野県や岐阜県などとのことです。
また、実施については「感染者がいなければオリンピックもやっている。一生の思い出に残る行事は実施したい」と述べました。
これに対し、世間からは批判の声があがっているようです。
《子供を政治に巻き込んじゃダメ。オリンピックやってるから〜ではなく子供の安全を第一に考えないと。》《確かに可哀想ではあるけど、他府県に迷惑がかかるからな》《それじゃあ緊急事態宣言の効果がより一層意味のないものになる》《検査をして陽性ならその子は行けないって残酷すぎる 》
「オリンピックをやっているから」という意見に共感する声も一部からはあがっており「修学旅行中止はかわいそう」「わかる。大人のオリンピックよりも子供たちの思い出こそ大切にしてあげたい。」なども見受けられました。