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【大阪小6誘拐事件】35歳監禁男の巧妙な誘い出し手口が明らかに…「正しいことをした」


「自宅まで連れてきたが、誘拐しようと思ったわけではない。SNSで助けを求めていた子を助けてあげた。正しいことをした」

小学6年の女の子が大阪市住吉区から連れ去られ、栃木県小山市内で保護された事件。

捜査関係者によりますと、警察の取り調べに対して伊藤仁士容疑者(35)は一貫して容疑を否認しているといいます。

fnn.jp

さらに、これまでの調べで少女を誘い出した手口も明らかになりました。

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伊藤容疑者は少女とはオンラインゲームで知り合ったとしており、

今年11月10日ごろ「こんにちは」などと少女のツイッターにメッセージを送信。

メッセージを送る時に使っていたのは、ダイレクトメッセージと呼ばれる第三者が見ることができない機能だったことが判明しました。

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大阪府警の調べに対し、監禁男は自らの正当性を主張しているといいますが、

その手口から、周到な計画性がうかがえます。

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半年ぐらい前に来た別の女の子がいるので、(一緒に)オンラインゲームをやったり、しゃべり相手になって欲しい。うちに来ない?」

そうして、事件の数日前、女児の自宅近くの公園で待ち合わせする約束をし、大阪まで迎えに行ったのです。

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fnn.point 54 | jp

「35歳と12歳といえば親子いうても、おかしない年やろ。2人が公園におったところで誰も不審に思わへん。女児に対しても『家にもう1人女の子がおる』いえば、女児も『1人ちゃうから大丈夫やろ』と安心するやろうし、女児にしてみたら、寂しく1人でいる女の子の相手をしてやらなアカン思うわな。女児の心理に付け込んだっちゅうか、巧妙さがうかがえる。警戒心を解き、話し相手という役割を与えることで、女児をまんまと誘い出し、誘拐することに成功したんや」(捜査事情通)point 280 | 1

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伊藤容疑者は人目につくのを避けるためか、大阪メトロ御堂筋線あびこ駅から在来線を乗り継ぎ、

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最終電車で最寄り駅に到着。約11時間かけて少女を自宅へ連れて行きました。

また途中では「スマホは使うな」と指示し、電源を切ってSIMカードを抜き取り、

位置情報が分からないようにしていたことも明らかになっています。

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伊藤容疑者は少女たちの心理状況を巧みに利用して、誘拐したとみられます。

fnn.jp

伊藤容疑者に対する周囲の評判は必ずしも悪くはなかったと各メディアが報じていますが、

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少女には行き先についても「東京あたり」としか教えず、

会ってからも本名について伝えていなかった疑いもあるとみられています。

伊藤容疑者は今回の事件について「誘拐しようとしたわけではない。助けてあげた。正しいことをした。

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と話しており、今回誘拐された大阪市の少女とは、

SNS上でのやりとりも共感するような優しい言葉を使っていたようなので、

やはり小学生の女の子が信じてしまって、心を開いてしまったのが問題なのでしょうね。

ytv.co.jp

中学時代の文集に「弱い人間の力になれる優しい人間になる」とつづっていた伊藤容疑者。

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どこで進む道を間違えてしまったのかはわかりませんが、

SNSの利用、またSNS上での子供と大人のやりとりの規制なども今後は必要なのかと思いますね。