昨年、「マスクを購入できる」との触れ込みで会員制交流サイト(SNS)から偽サイトに誘導して個人情報などを盗もうとしたり、通信販売サイトから全く別物が届いたりする詐欺まがいの手口もあるため、各自治体でも注意を呼び掛けていましたね…。
そんな中、前橋市の女性(57)は 昨年4月5日、添えられたマスクの写真と「200 PAPER MASKS(ペーパー・マスク)」の文字を見て、1箱200枚入りのマスクと信じて疑いませんでした。1点1539円(税込み)とあり、すぐに2点を注文しましたが…。数日後に届いた“商品”は、200ページにわたってマスクのイラストが印刷された冊子。「だまされた」。返品手続きをしたが、返金額は 1点につき1039円だったといいます。(上毛新聞社)
マスクの品薄が続く中、マスクがどうしてもほしいという一般心理を突いた「マスク商品」の問題が ニュースなどでピックアップされていました。
その「マスク商品」の名前は「Paper Masks 200」
日本語にすれば 紙マスクなので、確かに間違ってはいないのですが、状況が状況なだけに 決して ギャグでは済まされないはずです…。
そんな「Paper Masks 200」なのですが、大手通販サイトのアマゾンでも販売されていたようです。
「大手通販サイトがどこかはわかりませんが、同じ商品がAmazonで販売されています。商品ページをよく見ると、商品名に「200 Pages」「ペーパーバック」とあることや、添付写真2枚目からノートだと確認することができます。おそらくこの女性はよく確認せずに購入したのだと思います。
相場よりも明らかに安い場合、飛びつく前に内容を確認した方が良いですね。大手通販サイトのため返品ができたと思いますが、詐欺サイトや個人売買だと返品ができないことが当たり前です。
もちろん、この商品をかばうつもりはありません。販売が始まったのは4月に入ってからであり、あきらかに勘違いを期待して出品していると考えられるからです。十分、注意してください。」と、ITジャーナリストの篠原修司のさんもコメントされていました。
騙されないで…詐欺販売⁉ コロナを商売にしないで…
購入者のコメントの中には「詐欺」という言葉も出てくるくらいの怒りようです。確かに、やっと 待ちに待った マスクが届いたと思って蓋を開けたら、紙にマスクの印刷だけしてあるものが出てきたらた…さすがに怒りが込み上げてきますよね…
早速、販売業者などを調べてみましたが、どうやら海外から販売されている様子で、詳細を見ることはできませんでした。
#闇マスク詐欺、#通販詐欺「いっそ何も送ってこない方がマシなレベルで凹む…」Twitterなどでも多くの反響が…
闇マスク詐欺はじまた(⌒-⌒; )
200ペーパーマスク、と言う表紙写真(笑)で某ネット通販から購入すると、フリー素材いらすと?作画のマスクが印刷された小冊子が届きますとwhttps://t.co/CWF4pfXdf0
ADVERTISEMENT — 光こっき (@mitsuwo117) April 18, 2020
200 ペーパーマスク Sale!1,539円
買い!っと思いポチッて届いたらマスクのイラストが印刷された200ページのノート。喉から手が出るほど欲しいマスク。その真理を突いた巧妙な通販詐欺に皆さん注意です! #通販詐欺 pic.twitter.com/jxjJ3uwbnYADVERTISEMENT — pullwell(プルウェル) (@pullwell1) April 19, 2020
「マスク」 買ったらただのイラスト 通販購入トラブルが増加|上毛新聞ニュース https://t.co/8XhwQXgevm
200 PAPER MASKS(ペーパー・マスク)を注文
→届いたのはマスクのイラストを印刷したノートほどの大きさの冊子
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これ、いっそ何も送ってこない方がマシなレベルで凹む詐欺だな… pic.twitter.com/FSOd4e7sDCADVERTISEMENT — カバオ・クリシュナ (@krishna_bb) April 18, 2020
見るべきは商品レビューじゃなくてショップレビュー⁉ 慎重に購入を心がけて…
また、この報道にも多くのコメントが寄せられていますが…
Amazonで実際に購入された方は、どうしても必要な状況だったはずなので、怒り心頭になってしまう気持ちもよくわかりますし、Amazonなどの大手販売サイトなどに出品されていたら本物と勘違いしてしまうのも仕方がないでしょう。
実際、今のような状況が続けば、今後も このような詐欺まがいの商品が 出てくる可能性も充分にあると思われるので、一人一人が注意をして 慎重に購入することを心がけてほしいと思います。