東京・新宿にある大手家電量販店では、客のマスク着用を義務付けているというのですが …。マスクを忘れてきた中学3年生の少年に3枚で990円もする高価なマスクを購入させた“事件”が起きたという。
なんで3枚990円というボッタクリの高額マスクを子供に⁉
15日、この週に誕生日を迎えた少年が、保護者からもらった祝い金を握りしめてカードゲームを購入しに来店。どうしてもゲームが欲しい…仕方なくマスクを購入して、誕生日祝いのプレゼントを買って、父親の天野雅博氏が経営する定食酒場食堂に向かいました。天野氏は こう語ります。
「マスクを忘れて入店できないというなら、1枚なら分かります。なんで3枚990円というボッタクリの高額マスクを子供に売りつけるのでしょうか。恐喝だとして警察を呼んで話したところ、返金はしてもらえました」
某スポーツ紙はその家電量販店に取材を試みたのですが、返答はなかったそうです。
緊急事態宣言が解除された39県では、家電量販店やデパートなどの商業施設が続々と営業再開しているのですが、マスク着用を必須としているところがほとんどだそうです。マスクをしていなければ入店不可となるわけで、あるデパートでは1枚50円で販売しているという。それに比べたら、3枚990円はやりすぎだと言われそうですが…。
あるビジネス情報ライターは…
「この家電量販店は支店のスタッフに新型コロナ陽性者が出ています。コロナ対策で後手後手になった分を挽回すべく、コロナ対策を徹底しているのでしょう。それにしても、高値でマスクを売るなんて、コロナ対策に無駄な投資をせずにひと儲けという商売魂が垣間見えます」と指摘しています。
JR山手線新宿駅の隣、新大久保駅のドラッグストアなどではマスクがほぼコロナ前の値段でたっぷり販売され、余っている現状。タピオカ店や韓流グッズ店、ハラルフードショップでも安売り。
モンゴル料理店でベトナム製のマスクが50枚1800円で販売されていたりもする。そんな状況で少年に高いマスクを売るのは、父親が怒っても仕方ないのでしょうか…。
なぜ今、買いに行く?外出させる親が悪い…親の教育不足⁉
今回のこの報道にも多くのコメントが寄せられていますが…
《マスク着用を義務付けする事情も分かるけど、判断に乏しい子供相手に990円は高すぎる。財布事情も考慮してマスクを売らず丁重に入店をお断りすべきだったのでは?》
《わざわざ恐喝だと警察に話した?信じられない、納得できないなら自分で店に行って話すべき、中学3年生に納得出来なかったら警察に話せば良いと言う教育?店側を全面的に非難できない》
《親の教育不足だと思う。コロナの危険性をわかっていない。990円で感染を防げたと考えれば安い物だと思う》
《別に恐喝ではないし、マスクの金額は店が決めること。 昔と違ってマスクは高級品。どうしてもマスクを買いたくなら、家に戻って家にあるマスクを付けてもう一度買いにいけばいい。返金してもらったら、逆に家電量販店がマイナスやん。3枚のうち1枚でも使ってたらもうマスクは売り物にもならない。消費者保護が強くなりすぎて、今の世の中お店の立場が弱くなっている。お店はお客さんに言われた負けみたいなとこがあるし 》
《自粛という意味わかってますか?なぜ今、買いに行く?恐喝という前に、まだ緊急事態宣言とけていないのに、外出させる親が悪いと思う。緊急事態宣言がとけてから行っていれば、お店側に文句を言うのはわかるが。うちは、他県で、緊急事態宣言とけていますが、子供には必ずマスクしなさいと伝えています。もし、忘れたら店には入らないように言っています》
等など、まだ緊急事態宣言とけていないのに、マスクなしで子供を 外出させる親を問題視する声も多くよせられているようでした。