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【五輪汚職】KADOKAWA・角川歴彦会長、贈賄の罪で起訴を受け会長辞任を表明「責任を取る必要があると考えた」


東京オリンピック・パラリンピックをめぐる汚職事件で、東京地検特捜部は先ほど、大会組織委員会の元理事に賄賂を贈ったとして出版大手「KADOKAWA」会長の角川歴彦被告(79)を起訴しました。

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特捜部によりますと、角川被告は大会組織委員会の理事だった高橋治之容疑者(78)に、オリンピックのスポンサーに選定してもらいたいなどの依頼をし、去年1月まで9回にわたりおよそ6900万円の賄賂を渡した疑いが持たれています。特捜部は「KADOKAWA」元専務の芳原世幸被告(64)ら2人を贈賄の疑いですでに逮捕・起訴していて、角川被告は2人と共謀したとしてその後に逮捕されていました。角川被告は逮捕前の取材に対し、賄賂の認識について「全く無い」などと話し、容疑を否認していました。point 356 | 1

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角川被告は起訴されたことを受け、会長職を辞任すると発表しました。弁護団を通じて発表したコメントでは「会長職を辞することとした。私だけでなくKADOKAWAの社員2人が逮捕・起訴されたという事態は大変重いと受け止め、責任を取る必要があると考えた。」と説明しています。そして「今回の事件はKADOKAWAにとって大変な試練であり、これを乗り越えていくには新体制で臨む必要がある。私自身は、汚職に関与したことなど一切ない。刑事裁判では真相を解明し、私が無実であることを明らかにしていきたい。そのことに全力を尽くす所存だ。」とコメントを締めくくっていました。point 334 | 1

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