旧統一教会と自民党の議員との接点が相次ぎ浮上している問題をめぐり、二階元幹事長は「自民党はビクともしない」と述べました。ネット上でも様々な声があがっています。
自民党の二階俊博元幹事長は24日、東京都内で講演し、同党と世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の関係に関連し、一部議員が選挙で旧統一教会から応援を受けていたことを念頭に、選挙活動のあり方について「できるだけ気を付けてやるべきだ」と発言。
同時に「(応援してくれる人が)いい人か悪い人かよく吟味して対応すべきだといわれればそれまでだが、そんなことが瞬時に分かるはずがない」とも語りました。
一方で、旧統一教会と自身との関係について「ありません」と否定。閣僚らと旧統一教会との関係が次々と判明している現状に関しては、「電報を打ってくれって言われりゃ打つんですよ。『応援してやろう』と言ってくれたら『よろしくお願いします』っていうのは、もうこれは合言葉ですよ。」としたうえで、
「モノ買いに来てくれたら『毎度ありがとうございます』って商売人が言うのと同じなんですよね。究明し修正をしてやっていくべきだと思いますが、自民党はビクともしないよ」などと、強気の発言を行っていました。また、政府が決定した安倍元総理の国葬の実施については「当たり前のことで、やらなかったら馬鹿だ」と述べており、開き直ったようなこの発言は、ネット上でも反感を買う可能性がありますね…。
これら一連の報道を受けてネット上ではこんな声があがっていました。
「この姿勢が今の自民党の危機を生んだ! 国政を預かる有力者の発言としてはあまりに軽率だ。政党については様々な勢力や海外の敵国勢力も接近を図ろうとしているのは疑いない。」
「これが政治家の本音であり、自民党の本心。 そういう意味でいうと二階氏は正直者だ。」
「自民を中心とする国会議員たちが長年、愛国を装って近隣国との対立姿勢を演じることで支持率向上を図り、実は裏ではその近隣国の団体からの献金や組織票の支援を受けて、国民が破産し家庭崩壊しようがお構いなしに団体へ便宜を図り、多くの国民を裏切り続けてきたことに大きな問題があります。」などの声があがっていました。
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