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吉本興業・岡本社長のクビ発言は「父親が息子への『もう勘当や』のつもりだった」涙で謝罪…距離感にギャップ


22日、吉本興業代表取締役の岡本昭彦社長が都内にて記者会見を開きました。2014年に事務所を通さず、「闇営業」をして振り込め詐欺グループから金銭を受け取っていた件につき、雨上がり決死隊・宮迫博之さんとロンドンブーツ1号2号・田村亮さんが20日、謝罪会見を行いました。

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21日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)に岡本社長がVTR出演し、今回の件を謝罪するとともに「昨日のような会見をタレントにさせてしまい、大変心苦しく思っており、つきましては明日私から会見を開かせていただき、ご説明させていただければと思います」と語っていました。

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会見は14時に始まり、途中で休憩を入れながらおよそ5時間も続きました。まず問題発覚の5月30日からこれまでの経緯が吉本興業側から30分間説明され、その後、岡本昭彦社長が報道陣の前に登場すると、無数のフラッシュが放たれました。

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産経ニュース

岡本社長は今後、「コンプライアンスの徹底」「芸人タレントファーストで物事を考える」と話し、この2点を徹底することを宣言。また、宮迫博之さんの契約解消処分を撤回し、岡本社長と大崎会長の50%減俸を1年間続けると報告しました。

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岡本社長は「今回の宮迫くんと亮くんは 彼らが自分らしく生きていける、才能を発揮できる環境になかったことを、心からお詫びを申し上げたいと思います。彼らの気持ちが受け入れてもらえるものであれば…」と時折涙をにじませ、言葉に詰まる場面も。

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続けて、「すみません。同じテーブルで向かい合って彼らの思いに耳を傾け、最善の解決策をイチから考えて参りたいと思います」と伝えました。

Yahooニュース

宮迫さんと田村さんの会見は事務所は関与せず2人の意思で実施しましたが、そこで明かされた内容は衝撃的なものでした。

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田村さんが記者会見をやりたいと岡本社長に申し出たところ、「おまえらテープ回してないやろうな」と確認され、「やってもええけど、全員連帯責任でクビにするからな」「おまえら全員クビにする力があるんだ」と圧力をかけられ、これまで会見できなかったと訴えたことでした。

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これに対して岡本社長は、「ミーティングに参加して、打ち合わせがなかなか進んでいなかったので、ひとつは冗談で『テープ録ってんちゃうの?』と言ったら、まったく受け入れられずまったく笑われることもなく…」とその場を和ますための冗談だったと説明。

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モデルプラス

「これが信頼関係を壊したのでは?」と問われると「(金銭を)『もらっていない』というところから始まり、その後『もらっている』となり、金額もなかなか判明しない。どこかにお互い不信感があるんだったらそれは良くないと思った」と理由を述べました。

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また会見を開くならクビにすると言ったかどうかに関しては、「圧力はかけなかった」と釈明し、さまざまなことを主張する2人に被害者の方への誠意が感じられなかったようで「そのやりとりがなんか悲しいというか、情けないというか、ほんまになんか父親が息子に『もう勘当や』みたいなつもりというか、『いい加減にせい』という感じだった。でも結果、相手に伝わっていないということは僕が思っている彼らとの距離感にギャップがあった。僕が大いに反省しなければならない」と話しました。point 227 | 1

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また「パワハラではないか」との問いかけには「家の中で身内に言っている感覚でした。僕的にはパワハラのつもりはないが、相手がそういう思いをさせてしまったのはダメなところです」と説明。ここでも社長と芸人との認識の違いが現れてしまったようです。

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自身の進退を問われた岡本社長は社長を辞任せずにまずはこの件をきっちり解決したいとし、「笑いを愛して、笑いを表現される方を愛しているというところにおいては人一倍思っている。それをどう伝えていくかとというところにおいて未熟であり、ダメで情けないといいますか、そういったところが信頼を得られてないとするならば、その思いをきちんと伝えていければと思っています」との意思を見せました。point 243 | 1

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岡本社長は会見で主に、「根本となる信頼関係が揺らいでいることに大変責任を感じています」「コミュニケーション不足」などの反省点をたびたび口にし、宮迫さんや田村さんが「いつの日か戻ってきてもらえる日があるのなら全力でサポートしていければと思っています」と語っていました。

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エキサイト

今回の会見を受け、ネット上ではやや冷静な声があがっているようです。

「会社のパワハラなんか別問題じゃん。闇営業の金を受け取った事が一番の問題点なのに話逸らしすぎ。」

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「『静観する』と言って数週間放置されたというが、会社は闇営業した芸人の穴埋め、謝罪でてんやわんや。自分らは謹慎して暇なのかもしれんがやる事山積み。お前らのせいでこーなったんだと言いたくもなる。同じ芸人ならともかく世間が宮迫&亮の擁護モードなのが気になる。会社は最初は守ろうとしていたし対応は決して悪くない。宮迫と亮の、会見したい、世間に言い訳したい、楽になりたい、っていう方がワガママに思えます」

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「話ズレすぎ。宮迫と亮の犯した罪に対しての罰を決めるのが先。ヨシモトのギャラの問題は全く無関係だ。」’