女優でタレントの岡江久美子さんが4月23日午前5時20分、東京都内の病院で新型コロナウイルス肺炎のため亡くなったと所属事務所が発表しました。63歳でした。
東京都内の自宅前には多くの報道陣が詰めかけ、同日夕方にも、所属事務所の副社長が都内の自宅前で取材に応じました。
岡江さんの夫で俳優・大和田獏(69)とは容体が急変した4月6日を最後に会えていなかったことを明かし、
その後はコロナの感染を防ぐため、家族は遺体にも対面できず、遺骨になって戻ってくるのを待つことになると言及し、涙を見せる場面もありました。
岡江さんは今月3日に発熱し、しばらく4~5日様子をみるように指示され、自宅療養していたといいます。
しかし、6日の朝になって急変し、緊急入院することとなり、すぐにICUで人工呼吸器を装着。
副社長の中田美香氏によると、岡江さんは肺炎の症状があり、高熱で息も苦しい状態だったそうで、PCR検査を受け、新型コロナ陽性と確認されたといいます。
これまでも芸能人の感染確認が相次いでいますが、岡江さんはコロナに感染したことを公表していませんでした。
そのため、突然の死去に驚かれた人も多かったと思いますが、岡江さんが感染を公表しなかった理由について中田氏は、
「元気になった時に言えたらという思いがあった。コロナで予定がなくなったこともあり、公表する必要がなかった」と説明。
岡江さんとは3月下旬ごろに仕事現場で会ったのが最後だったとし、
「健康に気をつけていた方なので、こちらも受け止めきれない」と語り、涙を流していました。
あまりの突然の別れに「事務所も家族も受け止めきれていない」と、沈痛な面持ちだったといいます。
芸能人の相次ぐ感染、そして死去。
やるせない気持ちでいっぱいになりますね…。いつも元気な姿が印象的だった岡江久美子さんが亡くなったなんて未だに信じられませんね。
改めて感染の怖さを思い知りました。岡江久美子さんのご冥福をお祈りいたします。