ジャニーズグループV6のメンバーでありながら、実力派の俳優である岡田准一が主演する、22日から5夜連続で放送されるテレビ朝日開局60周年記念ドラマ「白い巨塔」のPR会見が8日、東京・六本木ヒルズアリーナで行われました。その中で、以前なんと木村拓哉をもキレさせたことがあるという記者から失礼なコメントが飛ぶ場面がありましたが、その記者に対する岡田准一の対応が話題になっています。
岡田准一演じる、主人公の浪速大学医学部第一外科の教授・財前五郎は医局員を従えて歩く総回診のシーンが有名で、イベントでもそのシーンを再現することになりました。「これより第一外科、財前教授による総回診を行います」という会場アナウンスの後、会見に20人の医局員を引き連れて白衣姿で登場すると、集まったファン約800人から歓声がおこりました。
岡田は、大人気であったドラマであるため、意気込みについて「できるだけ力があふれ出る感じに、脂ギッシュに演じられるか。今は令和ですけど、昭和の男なんで、権力を手に入れようとしたギトギトの男をコッテリに演じたつもりです」とコメントをしました。
財前が唯一心を許す愛人役の沢尻エリカは、今回が初共演だったにもかかわらず、「現場に入って『初めまして、よろしくお願いします』の後にすぐ“ブチュー”って(キスからラブシーンが)始まって。かなりスキンシップが多い役で緊張しました」となんとキスシーンから始まったそうですが、「(岡田が)『ジリさん』と呼んでくれる気さくな方で、リードしてくれました」と話し岡田の人柄の良さが話されました。
またテレビ関係者は岡田について、以下のように語っています。
「役者として円熟味を増している岡田。かつては“問題児”だった沢尻はすっかり丸くなったとはいえ、岡田は扱いにかなり気を遣ったはず。結果、沢尻を喜ばせるような絶妙な対応だったようだ」
同作はドイツロケを敢行していましたが、その際ドイツで行われた会見では、以下のような事件も起こったそうです。
「現地に各スポーツ紙の記者を連れて行ったが、そこにいたのが、今年1月の嵐の活動休止発表会見で心無い質問をして話題になった記者。昨年はキムタクも怒らせたようだが、現地で岡田に妻の宮崎あおいや子どものことについてしつこく聞いたという。しかし、岡田はうまい具合に質問をかわし続けたようだ」(芸能記者)
気遣いやで周りをリードできる岡田准一は、ドイツでも空気を壊すことなくやりきる大人な対応。それならエリカ様でお馴染みの沢尻エリカも扱うことができるのは納得ですね。