「KAT-TUN」の元メンバーである田口淳之介容疑者と女優の小嶺麗奈容疑者が大麻取締法違反容疑で逮捕されたニュースは、瞬く間に拡散されました。
文藝春秋から出版する予定だった田口容疑者のデジタル写真集は、発売中止となる可能性がかなり高いそうです。
また、7月から9月に行う予定だった全国ライブツアーも白紙となってしまい、違約金は「数千万円~1億円」にのぼると言われています…
現場である世田谷区のマンションからは、乾燥大麻数グラムの他に、吸引する際に使用するグラインダーや巻紙も押収。
どこかに隠されていたわけでもなく、共有スペースに堂々と置いてあったといいます。
当局により、「常習性あり」と判断されたことが分かりました。
調べに対して、「大麻は2人のもの」と田口が供述する一方、小嶺容疑者は「大麻は自分1人が使った」と述べていることで、食い違いも生じているといいます。
田口容疑者に関しては、ジャニーズ事務所退所後の2016年6月に個人事務所を設立し、自身は代表に、小嶺容疑者は取締役に就任しています。
「小嶺容疑者は裏方に徹し、田口容疑者のマネジメントを行っていた。言い方は悪いが、“商品“に傷がつかないよう、彼女は罪を1人で被ろうと考えているのだろう」―スポーツ紙記者
しかし、そんな中で業界関係者の間では、このような声もありました。
「本当に大麻だけなのか?」
どうやら、当局が内偵していたのは田口容疑者ではなく、小嶺容疑者だったそうです。
一部のスポーツ紙が報道した「内偵10年」はさすがに言いすぎかもしれないが、彼女の交遊関係が入手ルートの全容解明を、解き明かしてくれる鍵であるのは間違いないでしょう。
「2015年にコカイン所持で逮捕された高部あいの事件を調べている際も、2人の名前が聞こえてきた。ネット上では半グレ集団と思しきコワモテ男性と一緒に飲む2人の写真も流出している。これらはすべて田口ではなく、小嶺のルートからスタートしたものだ。彼女は六本木・麻布に闇人脈があった」―週刊誌記者
高部しかり、“小嶺ルート”には覚醒剤で逮捕された者も多いようで、「本当に大麻だけ?」と疑いたくなるのも無理はありませんね。
「小嶺容疑者は修羅場をくぐっているだけあって、肝が据わっているそうだ。当局の取り調べに入手ルートを謳うことはしないだろう。となれば、狙いは田口容疑者1本。2人を同じ拘置所にブチ込んだのも、お互いの供述をすり合わせ、矛盾点を突くのが狙い。田口容疑者はもともと純朴少年。彼が小嶺容疑者の“洗脳”からいつ解放されるかがポイントだろう」―前出スポーツ紙記者
今回の事件は、「見出しは田口、主犯は小嶺」と称され、予想以上に闇は深いようです――。