プロスケーターの織田信成氏が29日、自身の公式ブログを更新。
関西大アイススケート部監督を退任したことについて、「多忙」を理由と報道されたことを真っ向から否定し、
「リンク内で私に対して嫌がらせやモラハラ行為があり、その影響で今年春頃から体調を崩すようになった」などと説明しました。
織田氏は１７年４月に同職に就任。
プロスケーターやタレントなどの仕事と並行して、後輩の指導にあたっていました。
関西大学側によると契約期間は２年間で、この春に新たに２年契約を結んでいたといいますが、
9日には、織田氏のアイススケート部の監督退任を発表。
「多忙」を極める織田氏側から退任の意向を伝えられ、大学側も了承したと説明していました。
これに対し、織田氏は真っ向から反論。
織田は、自身のブログを更新し、
「一部事実とは異なる報道がありましたので、自分の口から説明させて下さい」とした上で、
「多忙を理由に監督を辞任したわけではなく、また関西大学との話し合いの場で『多忙で監督として十分な時間が取れない』とは一言も話していません」としました。
また、監督を辞任した理由について織田は、
「リンク内で私に対して嫌がらせやモラハラ行為があり、その影響で今年春頃から体調を崩すようになり、辞任するまでの３ケ月間リンクに行く事が出来なくなった事とそれに対する関西大学の対応が誠意あるものに思えなかったからです」と明かしました。
７月には弁護士も交えて関大側と話し合うことになったといい、関大側が調べて報告するとなったといいますが、
「そこから２カ月待ちましたが、誰がどのように調べているのか分からず、また結果報告もありませんでした」と明かし、
織田氏が報告を待っている間も、選手達を思い、「なんとかリンクに戻れる環境にしてくれないか」と訴えたと言うが、
何も変わらず、「半ば諦めた気持ちで監督の職を辞する決意を致しました」と苦しい胸の内を綴っていました。
また、関大側が引き留めたという報道に対しても「そのような事はない」と否定した織田氏。
最後に学長にあいさつしたいと求めたというがそれもかなわなかったといいます。
最後は「指導者としての夢はまだ諦めていないので、オファーがあれば何処へでも行って指導できればと思います」と結んでいましたが、
この一連の報道に対してネット上からは様々な意見が寄せられています。
「織田さんは将来本格的に指導者になりたいと言っていたので、ほかの仕事の多忙を理由に監督を退任するのは不思議だなと思っていたのですが、こういうことなんですね。織田さん自身関大には恩があるし、所属選手のことを思うと辛い決断だったと思います。」
「知名度のある織田氏がそれを言うということは
相当なことがあったのだろうと世間は思う
教授陣からなのか運営者からなのか学生からなのか憶測を呼んでしまう
事実無根のことであれば大学や学生の名誉のためにも反論抗議をしてほしいなと思う」
「ひでえ話だなあ。詳細は書かれていないけど、生徒側ではなく学校側からなにかあったのだろう。指導する場所は他にもあるだろうし、新しいところの指導で結果を残し、関大をギャフンと言わせてほしい！」