滞在していた北海道のホテルで女性従業員にわいせつな行為をしたとして、北海道警が、東京五輪のサッカー男子エジプト代表の選手を強制わいせつ容疑で書類送検したことが明らかになりました。この騒動を巡ってはネット上でも批判の声があがっています。
捜査関係者の発表によれば、サッカー・エジプト代表選手は7月、滞在していた北海道内のホテルで女性従業員にわいせつな行為をしたとして書類送検されていたことがわかりました。
ホテルは読売新聞の取材に対し、「従業員がエジプトの選手からわいせつな行為を受けたのは事実」としています。強制わいせつの疑いで書類送検されたのは東京オリンピック・サッカー男子エジプト代表の20代の男性だそうで、エジプト代表は7月22、25日に札幌ドーム(札幌市)で2試合を戦い、道内のホテルを利用していたといいます。
エジプト代表チームは準々決勝で敗退し、選手は既に帰国していますが、エジプトのサッカー連盟は、「捜査が終了し、処分が確定するまで選手を出場停止にする」との声明を発表しました。被害関係者からの情報で事件が発覚したということですが、オリンピック開催中に卑劣な出来事があり残念でなりませんね。
この報道を受けてネット上では様々な声が上がっており、「エジプト選手が帰国する前に、取調べできなかったのでしょうか。自国に帰ってしまってからでは、本人の取調べや身柄の引渡しのハードルが上がってしまいます。それとも五輪代表選手だから、訴えるのに気が引けたのですか。」「五輪代表選手だから品行方正なんてことは幻想。世界から見れば、日本人の倫理、道徳が突出しているのでわかりにくいが、日本より倫理、道徳の基準が低い国の方が圧倒的に多いのだから、こういうことは普通に起きる。」
「何をやっているんだ?警察も組織委員会も、IOCも、東京都も政府も…」「刑事事件です。エジプトに犯人引渡しを求めないとだめだ。さもなければ、同様の事件が多発する。日本国民の安全・安心はどうなった?」などと非難の声が上がっていました。