女子選手の顔写真と別人の裸画像を合成してインターネットに公開したとして、警視庁は8月６日にも秋田県東成瀬村、建設会社員の男（38）を名誉毀損容疑で逮捕したと発表しました。男性がサイトに合成画像を掲載した理由などを巡っては様々な批判が飛び交っています。
元オリンピック選手の日本人女性アスリートの顔を合成した全裸の画像をアダルトサイトに掲載して名誉を傷つけたとして、警視庁保安課は6日、サイト運営管理者で建設会社社員の三宅孝容疑者（38）＝仕事で秋田県東成瀬村に滞在＝を名誉毀損容疑で逮捕したと発表しました。
アスリートの画像が性的な目的でインターネット上で拡散される被害は相次いでおり、日本オリンピック委員会（JOC）などが被害防止を訴えていました。捜査関係者の発表によりますと、逮捕された三宅容疑者は２０１３年２月～今年７月、五輪出場経験もある女子選手の顔写真と別人の裸画像を合成した画像３点に卑わいなコメントをつけて自身が運営するアダルトサイトに公開していたといいます。point 245 | 1
女性アスリートはすでに現役を引退しており、開催中の東京五輪には出場していないということですが、JOCからの情報提供を受け、捜査していたといいます。サイトには女性著名人約150人の合成画像などが掲載されていたことも判明し、別の女性アスリート1人の画像も確認されたといいます。
いずれも別のサイトで見つけた画像を転載していたということですが、約450万円の広告収入を得ていたとみられ、警察の調べに三宅容疑者は容疑を認めており、「小遣い稼ぎだった」「他にやっている人もいるので捕まると思っていなかった」と供述していたといいます。
女子選手が７月に被害届を出していたことで事件が発覚しましたがとんでもない悪質な問題ですね。ちなみに、現在は東京五輪の競技画像などが性的な目的で拡散される被害は確認されていないということですが、これ以上女性選手らの被害が増えないことを願います。このニュース報道にネット上では以下のような意見が寄せられていました。「アダルトサイトのコラージュや広告の盗作は放置されてきました。昔は電話ボックスに貼られた違法広告に多かった。どんどん逮捕してください。」point 285 | 1
「何より驚きなのが5年間も逮捕されなかったってこと。これではいつまで経ってもなくならないと思う」「警察や競技団体の職員がアダルトサイトを毎日巡回するのは現実的じゃ無いので、報告や情報提供しやすい環境を整える方がいいと思います。」
「これ、そのサイトに広告を出して広告料を払った会社も処罰するようにしなきゃダメなんじゃない？」などといった声が上がっていました。