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検索してはいけない!あるダイバーの最期をとらえた映像


近年はインターネットの普及により、テレビ局など特別な設備がない一般人でも、自分の撮影した映像を動画投稿サイトを通じて公開できるようになりました。今では小学生の将来なりたい職業の上位にユーチューバーが登場するほどで、世界中で国々の垣根を越えて様々な映像を目に出来るようになっています。そんな数ある映像の中には、見たら後悔してしまいそうなコワい映像も紛れています。その中でも特に閲覧注意と言われているのが、あるダイバーの最期の瞬間を捉えた映像なのです。

 

怖すぎるあるダイバーの最期を捉えた映像


写真:niconico

リアルに人が亡くなってしまう瞬間を捉えた恐怖の映像は、2000年の4月28日に撮影されました。
不運にも命を落としてしまったのは、当時ダイバーとして確固たる実績と名声を得ていたユーリリプスキーさんという方です。

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リプスキーさんがこの時潜っていた海は、エジプトにあるブルーホールという特殊な形状をした海でした。


写真:世界の未解決問題

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ここは数多くの海洋生物が集まるダイバーにとっては憧れのポイントだったのですが、リプスキーさん以外にも多くのダイバーが事故に巻き込まれている危険な海域としても有名でした。

これを聞いただけでも素人はあまり近づきたくはないと感じますが、やはり有名ダイバーは違います。海への興味の方が勝ったのか、ブルーホールへと果敢に挑んでいくのです。ところが海に潜ってしばらくすると、彼の身体は次第に海底へと沈んで行ってしまいました。怖いことに、そのリアルな様子を彼が撮影していたビデオカメラが全て映像に残していたのです。

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写真:YouTube

豊富なダイビング経験を持つ彼がなぜ急に海底へと沈んでしまったのか、明確な理由は分かっていません。心臓発作を起こしただとか、その海域に住む生物に襲われたとか色々と考えられてはいますが、明確な原因はいまだに解明されていないのです。パニックを起こしながらもがき、だんだん身体が動かなくなっていく様子は恐怖以外の何物でもないので、閲覧するときは要注意です。

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ブルーホールってどんな場所?


写真:トラベルブック


写真:パシフィック・エコツアー

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写真:ダイブナビ

ブルーホールは、名前の通りまるで海の中に真っ青な穴が開いてしまったように見えるポイントです。かつては鍾乳洞や洞窟だった場所が、地殻変動などによって海の中へと沈み込んでしまい、浅瀬なのにぽっかりと穴が開いているという不思議な地形になっています。

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この独特の地形によって海流が生まれ、多くの海の生き物たちが集まってくるダイビングスポットでもあります。


写真:IMGaram

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リプスキーさんが潜ったエジプトのブルーホールの場合、直径はや買う52メートル、深さはなんと約130メートルにも及ぶ大きなもので、入り口を探すのが非常に難しいことでも知られています。このためダイビングしながら入り口を探しているうちに窒素酔いと呼ばれる状態に陥るダイバーも多く、体調を崩して事故に繋がることも珍しくありません。リプスキーさんの場合もこの窒素酔いを起こしたか、ダウンカレントと呼ばれる急激なブルーホール特有の海流に巻き込まれたのではないかとする説が有力です。point 234 | 1

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ダウンカレントは海の中にまるで滝があるような状態になっており、巻き込まれると一気に深い水域にまで引き込まれてしまいます。


写真:コモンポストムービー

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ダイバーとしてはよく知っている現象なのですが、一度巻き込まれると数分間は自分でいくら泳いでも上昇することができず、パニックに陥ることが多くなります。

 

まとめ


写真:worldtrip for diving

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リプスキーさんが何故亡くなってしまったのか、結局のところハッキリとした原因は分かっていません。しかし、ダイビングしながら突然パニックに陥り、海底へと沈んで行ってしまう映像は何度見ても恐怖しか感じさせません。ダイビング好きな人もそうでない人も、海の怖さを再確認するためにも一度見ておくと良いでしょう。夢に見そうな怖い映像ではありますが、あるダイバーの最期というキーワードで検索すればすぐに見つけることができるでしょう。point 208 | 1

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