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成宮事件で再放送ができない!?「相棒」シーズン11の扱い


テレビ朝日の人気ドラマ「相棒」シリーズは、かつて2001年7月の土曜ワイド劇場で単発ドラマとして誕生して人気となり、やがて連続ドラマとなりシリーズを重ねて、2017年10に「season16」が始まりました。15年以上も続いている人気作品で、メインキャラクターも少しずつ変わってきていますが、主演はそのままというのも日本のドラマでは珍しいと言えます。このドラマの見どころは何といっても変わり者の天才刑事である「杉下右京」とその相棒とのやり取りで、初代である亀山薫から現在の冠城亘まで個性的な人物がそろっています。視聴者の好みによっても違ってきますが、どれもそれぞれ立ち位置や性格、関係性が異なり、最初はぎくしゃくした関係が、少しずつお互いを認めていく成長を眺めるのも人気の秘訣です。

 


写真:xn--l8j1bc5q9573b.seesaa.net

そういったことから、シリーズはずっと続いていますが、相棒ごとにドラマの色、ニュアンスが少しずつ異なっているのも特徴になっています。役者のファンから見始めた人は過去作品も気になり、チェックする方もいるかもしれません。レンタルや有料テレビに加入すいればすぐに見られますが、相棒は人気のコンテンツで再放送も充実しているのが特徴です。新番組がはじまる直前だけではなく、通年を通してかなりの確率で再放送されているので、チェックしておくと見たい回が放送される可能性はとても高くなっています。point 326 | 1

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写真:mantan-web.jp

ただひとつ問題があって、長期続いている番組というのは問題を抱える場合も多く、出演者にトラブルがあった時には、再放送を自粛する流れがあります。最も大きいのは犯罪を犯した場合で、主演ならまずNGですし、共演でも厳しい場合があるので視聴者としては悩ましいところです。そして犯罪でなくとも、トラブルを起こした時には自粛ムードとなってしまうケースがあり、長年続いていた番組である相棒もその問題を抱えています。

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写真:oricon.co.jp

三代目の相棒である甲斐享を演じた成宮寛貴は「違法薬物疑惑」がかけられ、本人が信頼していた人間に裏切られたショックから芸能界を引退してしまいました。疑惑が事実であるかはわからず、むしろ調べによって客観的な事実は見つからなかったと罠であったことが濃厚だといわれ、本人も否定しています。それでも大きな問題となり、何よりも本人がショックを受けたことからテレビ局にも自粛ムードとなり、相棒でもシーズン11から13の再放送が不可能になったと思われていました。実際に甲斐享がバディを組んでいた時期の再放送はしばらくなくなり、そのシーズンが好きだった人にとっては少なからずショックがあったかもしれません。本気で好きなら録画をしていますが、そういった意味ではなく、再放送というのは人気がある証明でもあり嬉しいものです。しかも現在のシーズンに続く人間関係の形成など、もう一度見直したいという方は多くいます。犯罪を犯していない、それなのに再放送できないのはおかしい、そんな声もあがっていました。point 507 | 1

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写真:inlifeweb.com

しかし2017年の時点ではシーズン11から13も普通に再放送されるようになり、少なくとも相棒では自粛ムードはなくなったようです。他の成宮寛貴が出演していた作品については不明ですが、相棒は再放送ができることがわかりファンとしてはホッと安堵したはずです。さらに数カットですが本放送でも映像が流れたことから、俳優として復帰すれば再登場してくれる可能性もあると期待が高まっています。

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写真:detail.chiebukuro.yahoo.co.jp

これまで二代目の神戸尊がシーズン15、そして激情版に登場してファンから喜びの声が上がっており、次はぜひとも甲斐享をという声は大きいです。この先にどうなるかわかりませんが、再放送が可能となった今、再登場の期待もできるかもしれません。

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