16日放送の『スッキリ』（日本テレビ系）にて、同局の水卜麻美アナウンサーが、紹介したお菓子を床に落としてしまうアクシデントが発生しました。「食べることが好き」なことで知られる水卜アナがその時にとったとっさの言動に、視聴者から大反響が寄せられているようです。
「私が食べます」
番組では、NBA・ウィザーズの八村塁選手が、チームメイトと打ち解けるきっかけとなった「白えびビーバー」という揚げあられを紹介しました。チームメイトがインスタグラムに投稿した動画が話題となり、現在入手困難な状況に陥っているという人気のお菓子です。
これをスタジオで試食したハリセンボン・近藤春菜さんは「美味しい～！ 白エビの甘みを感じます」と絶賛しました。加藤浩次さんも「美味しい！」と感嘆の声をあげていました。この『白えびビーバー』は、石川県の北陸製菓が1970年から販売しているロングセラー商品で、現在は北陸地方のみで販売されています。point 256 | 1
この際に水卜アナは、『ビーバー』という商品名の由来について「1970年の大阪万博のカナダ館で展示されていたビーバー人形の歯と、お菓子を2つ並べた様子が似ているから…っていうことだそうです」と説明しました。そして、白えびビーバーを2つ手に取り、並べた様子をカメラに見せようとしたところ、1つを床に落としてしまうアクシデントが発生。水卜アナは慌てて拾うと「これ私が食べます、私が後ほど…」と、拾ったお菓子を後ろ手で隠す対応を取ったのです。point 274 | 1
この光景に、食を愛する水卜アナのイメージやキャラクターと相まって「和んだ」「笑った」という声が続出する結果となったのです。ネットでは「水卜ちゃんがお菓子落として、『これ私が食べます！』ってちょっと焦りながらコメントしていたのに朝から萌えた」「水卜ちゃんに朝から和んだわ…」とのコメントや、一方で、些細なことを指摘されてしまう昨今の風潮を踏まえ、「水卜アナがお菓子落として、これは私があとで食べますって言ってたんだけど、そこまで言わないといけないの？ テレビって」「落ちたもの、食べちゃダメだよ…でもそう言わせるのは、頭の悪い視聴者が『食い物を粗末にしやがって！』と言い続けてきた結果。異常だよ」と複雑な感想をつぶやくユーザーも見受けられました。point 436 | 1
３秒ルール
床に落としてしまった食べ物をその後どうするかについては、その場の状況や個人の感覚によって変わってくるでしょう。しかし、昔から謎の”３秒ルール”という物が存在している事をご存知の方も多いでしょう。このルールについて、2割～3割程度の人が「食べ物が落ちても3秒以内なら大丈夫だと思う」と思っているようです。ちなみに、40代女性については5割弱という非常に高い割合になっているようです。水卜アナのように彼女のキャラクターから考えると和やかなアクシデントと思えるのだが、些細なことを厳しく指摘しすぎる風潮についても、考えさせられる出来事と言えるでしょう。point 278 | 1