最近、よくテレビに出ている織田信成は、元フィギュアスケート選手です。
2005年の世界ジュニア選手権で優勝し、2006年の世界選手権では4位、2009年と2010年のGPファイナルでは2位、2010年のバンクーバーオリンピックでは7位という成績を残しています。
母親が元スケート選手で、兄と姉もスケートを習っていたので、織田信成も7歳の頃から自然にスケートに親しんでいました。
写真：officiallyjd.com
フィギュアスケートは、子供の習い事の中ではお金がかかることで有名です。そのため、親の負担を考えて止めたいと考えていたものの、練習を続けて全日本ノービス選手権で8位に入ります。
その後、カナダに渡って練習を続け、世界ジュニア選手権で優勝します。世界ジュニア選手権の男子シングルで日本人が優勝したのは、高橋大輔以来2人目となりました。
写真：joumal.com
2013年の全日本選手権が終了した後に引退を発表し、その後はスポーツ解説者として人気を博します。
織田信成のトレードマークと言えるのが、涙もろさです。現役選手の頃から、人がいても号泣するシーンがよく見られました。2005年12月に行われたNHK杯では、優勝が決まると大声をあげて号泣し、コーチであった母親がなだめる姿が放映され、全国的に知られるようになります。よく泣くので良い人だと言われることが多い織田信成ですが、よく泣くだけで全然良い人ではないとテレビ番組で語っていました。point 301 | 1
写真：kyun2-girls.com
現在は、プロスケーター、スポーツ解説者、タレントとして活躍しています。
織田信成は、織田信長の子孫としても知られています。織田信長といえば、戦国時代の武将として有名です。桶狭間の戦いで今川義元を討ち取り、室町幕府を衰退させ、強力な中央集権の政権を作って天下人となった人物です。
写真：blogimg.jp
戦国時代を終焉に導いたと言われていますが、重臣であった明智光秀に謀反を起こされて本能寺で自害したと伝えられています。
歴史に名を遺す有名人の子孫ということで、織田信成はフィギュアスケートの世界でも早くから注目を集めていました。
写真：ytimg.com
海外でも織田信成と織田信長の関係は知られており、振付師のデヴィッド・ウィルソンはフリープログラムで「座頭市を」選んでいます。
スポーツ開設者として着実に人気を高めた織田信成は、バラエティ番組にもよく出演しています。トークが上手で流行ギャグも上手に取り入れることができる織田信成は、様々なバラエティ番組に出演したことで、さらにファンの層を広げています。