ラッパーのZeebraさん(50)が8月30日、自身のツイッターを更新。この日の投稿でZeebraさんは29日に愛知県で開催された音楽フェス「NAMIMONOGATARI2021」に出演したことについて、「そもそも出演すべきでは無かったという意見もごもっともだと思います」と謝罪しましたがネット上では大きな波紋を呼んでいます!
愛知県常滑市の愛知県国際展示場(Aichi Sky Expo)の多目的広場で、国内最大級のヒップホップ・R&Bの野外フェス『NAMIMONOGATARI2021(波物語2021)~the next world story~』が8月29日に開催されました。しかし、このライブで感染対策が十分に取られていない写真、動画がネット上で拡散され炎上騒動に発展していました。
主催者側は公式サイトなどで、会場内ではマスクの着用のほか、大声での歓声の禁止、ソーシャルディスタンスを必ず守るよう呼び掛けるなど、感染予防に努めていたそうですが、ネット上に投稿された動画では入場者たちが密状態となっていて、ノーマスクで盛り上がって観客も大声を出すなどしていたことで批判が殺到していました。そのため、Zeebraさんはこの日のTwitter上で、
昨日のNAMIMONOGATARI、県のルールに則ってると聞いていたので出演しましたが、開けてみたら危険な状況でした。会場に向かう最中SNSで会場の写真を見て、すぐにスタッフに連絡をし、司会からマスクの着用を徹底させる様に伝えました。
ADVERTISEMENT — Zeebra (@zeebrathedaddy) August 30, 2021
「昨日のNAMIMONOGATARI、県のルールに則ってると聞いていたので出演しましたが、開けてみたら危険な状況でした。会場に向かう最中SNSで会場の写真を見て、すぐにスタッフに連絡をし、司会からマスクの着用を徹底させる様に伝えました」とツイート。
「自分の事務所スタッフは消毒液を配布しながら会場を回り、自分のステージでも注意を促しましたが、そもそも出演すべきでは無かったという意見もごもっともだと思います」とし、「国民の皆さんに多大なご心配とご迷惑をお掛けした事、ヒップホップシーンを牽引する立場として責任を感じてます。誠に申し訳ありませんでした」と謝罪していました。
さらに、常滑市の伊藤辰矢市長は自身のツイッターを更新し、主催者側に抗議文を送付することを明らかにしたほか、今日から始まった市議会定例会の冒頭挨拶でこのイベントについて、開催前の26日時点で会場管理者を通じて主催者側に糾弾していたことも明らかになっています。愛知県の大村秀章知事も30日の記者会見で、県も主催者に対して酒類の提供停止、感染対策の徹底をするようにと、事前に4回にわたってメールや対面で求めたほか、イベント当日も会場管理者に対して監視を要請したと明かした上で、
「極めて遺憾。主催者に厳重に抗議したい」「今の法制度では主催者に対策を要請することしかできない。何度も呼びかけたが聞いてもらえなかったのは大変遺憾だ」「このフェスは今後やってもらっては困る」「今後この業者には県所管施設でのフェス開催は許可しない」などと声明を発表しており、フェスへの大炎上は止まらない様子です。ネット上でも大きな波紋を呼んだのは当然のことで、Zeebraさんの投稿に対してもネット上ではこんな声が。
「開催するべきでは無いと何故提案出来なかった。あんな状態では何を言っても言い訳にしか聞こえんぞ。」「こんなやり方で演ってたら、今後色々と規定を設けて最低限のフェスをやろうとしてももう無理ですよね。全てのアーティストさんの妨害をしたようなものですよ。」などといった声が飛び交っていました。
Zeebraさんに関していえば今年1月に新型コロナに感染しているにも関わらず、このような大規模イベントの開催に賛同して出演していたとは少し衝撃的だったのもありますし、今回フェスに参加していた方は感染していてもおかしくないので今後の行動にも慎重になってほしいな思うばかりです。
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