「 小栗も並々ならる気合いが入っているといい、周囲には本作を新たな自分の代表作にしたいと語っているとか。これだけ豪華なキャストが揃いましたから、初回の視聴率15％以上はかたいと思う。日曜劇場は今や大河ドラマにつぐ“俳優が主演を張りたい枠”になっていると思います。TBSはラマの調子がいいからほかの局より予算を投入できると聞きますし、壮大なスケールで描くことができるんじゃないでしょうか… 」（中堅芸能事務所関係者）
主演の小栗旬に加え、松山ケンイチ、杏、仲村トオル、香川照之といった豪華な共演者も発表された『日本沈没』。『半沢直樹』などのヒット作で知られるTBSの日曜劇場で、2021年10月期放送が決定したというのですが…。
ヒット作で知られるTBSの日曜劇場で『日本沈没』放送決定も、スタート前から囁かれる懸念事項が…⁉
しかし、スタート前から囁かれる懸念事項が すでに2つあるという。まず ひとつ目は、その原作。1973年刊行の小松左京によるSF小説『日本沈没』(光文社)にアレンジをくわえてリメイクするというのですが、実は 今年Netflixでアニメ版『日本沈没2020』が製作されて、これが賛否を呼んでいるようです。
「原作小説は、日本に起こる未曾有の災害に立ち向かう科学者たちを軸に物語が展開するんですが、Netflixのリメイク版では、災害に見舞われた一般市民をメインに描いていました。さらに、日本人が外国人を差別するかのような描写があり、これが“日本を侮蔑的に描いている”“日本ヘイト”だと、一部のネトウヨから叩かれたのです。今回のドラマ版も内容によっては Netflix版のように批判を受ける可能性があります」（ウェブメディア編集者）point 261 | 1
リメイクものに批判はつきものとはいえ、そもそも“原作の改変”を良く思わない層が一定数いるもの。しかし、その相手が ネトウヨともなると 事によっては 面倒臭い展開になりえます。
そして2つ目の懸念事項は、プロデューサーだという。三浦春馬主演ドラマ『おカネの切れ目が恋のはじまり』の担当だった東仲恵吾氏が 本作のプロデューサーなのですが…。三浦が撮影中に自死したことをきっかけに、ネット上では“三浦さんはドラマスタッフからいじめられていた”という陰謀論が広まってしまい、脚本家と共にプロデューサーの東仲氏も謂れ無いバッシングを受けたのです。point 321 | 1
「アミューズが デマや中傷に対しては法的措置も辞さないと表明したにもかかわらず、やむことがない。三浦さんにまつわる陰謀論めいた言説は、いまだにしつこくネット上で叫ばれ続けています。そのため 東仲プロデューサーも完全に目をつけられてしまっていますから、『日本沈没』も標的にされないといいんですが…」（前出・中堅芸能事務所関係者）point 218 | 1
奇しくも 今現在、ネット上で目をつけられる要素が揃ってしまったともいえる 『日本沈没』。しかし、それゆえに 外野の声に負けないような傑作となることも期待されそうです。