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日体大のエッサッサって何?その歴史は?


日本体育大学にはエッサッサという独特の応援スタイルが取り入れられています。主に日体大が参加するスポーツ大会などで行われる応援のスタイルですが、目にした人たちからは感嘆や驚きの声が多く聞かれます。この日体大の応援スタイルであるエッサッサは、かなりの歴史がある伝統の応援スタイルで、日体大生は特別な思いを持って、スポーツ大会や駅伝などで応援を行っています。そこで今回は日体大のエッサッサの歴史や具体的な応援方法などについてご紹介いたします。

 

エッサッサの歴史について


写真:shikoku-np.co.jp

日体大のエッサッサは、上半身裸で鍛え上げられた筋肉を持つ学生たちが、集団で大声でエッサッサと叫びながら大きく腕を振る動作をおこなう応援スタイルです。もしも運動部に所属している人であれば、関東大会や全日本学生大会などに参加した際に、この応援スタイルを目にすることができる可能性があります。初めて見た時にはその迫力にきっとびっくりすることでしょう。

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日体大のエッサッサは独特の応援スタイルとしても知られていますが、なぜこのような独特の応援スタイルができあがったかというと、その歴史は80年も前にさかのぼります。日体大は以前は体操学校と呼ばれていた時代がありました。

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写真:日本体育大学

この時期は学校をあげて大相撲の応援に行っていた時期ですが、他の大学には独特の応援スタイルがありました。それらに負けない独自の応援方法を作り出したいという思いが、当時の体操学校の学生たちの間に巻き起こりました。その際に一人の学生が学生寮の中で考案したのがエッサッサでした。

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写真:日本大学新聞

陸上競技の走り方をイメージし、その走り方に静と動、強と弱、速いと遅いなどの要素を組み合わせて完成したのが現在の応援スタイルです。

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日体大のホームページによるとこの応援スタイルは、月明りに獅子が月に向かって咆哮する様子を表現していると記載されています。


写真:Twitter

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それが現在まで先輩から後輩へと途絶えることなく継承されてきたということです。今ではこの応援スタイルは日体大のシンボルとも言えるでしょう。

 

練習はかなりのきつさです


写真:blog.nittai.ac.jp

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エッサッサを行うときには服装規定が定められています。エッサッサを行う際には必ずエッサッサパンツという白い短パンを着用することが義務付けられています。また頭には白い鉢巻きを巻く時と、巻かない時があります。そしてこれ以外の衣服以外は身につけることができず、上半身は裸で行われるということです。

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日体大で行われているエッサッサですが、その練習はあまりきついものだと言われています。だれもが簡単にこの応援ができるのかというと、そういうわけにもいきません。肉体を鍛えた日体大の学生だからこそできる応援スタイルといえるでしょう。しかしたとえ日ごろから鍛えている日体大の学生であっても、その練習はかなりきついものであるといわれています。

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日体大に入学した新入生は、入学直後にこのエッサッサを目の当たりにすることでしょう。練習した後には筋肉痛で動けなくなってしまったり、声がかれて会話ができなくなることもあるといわれています。

基本姿勢としては、足を前後に大きく広げて立ち、腰を前に出した状態で膝よりも腰を低く落とします。普段から鍛えている人であってもこの姿勢をとってみると、20秒ももたないことでしょう。

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日体大生はエッサッサを行うときに、このようなきつい姿勢を2分以上も行うということです。このことからかなりきつい応援スタイルであることがわかるでしょう。

 

まとめ


写真:youtube

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このように日体大の応援スタイルであるエッサッサには、はるか昔から長い歴史があることがわかりました。日体大生にとってこのスタイルは特別な思いがあるもので、様々な大会で応援する際には誇りを持って応援に取り組んでいることでしょう。
もしもこのような応援を見かける機会があったら、日体大生の強い思いを受け止めながら見ることで、驚きを感じるだけではなく感慨深いものとなることでしょう。一緒に見る人にもこのような思いを伝えていくことで、多くの人に受け継がれていくことでしょう。point 231 | 1

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