ここ数年、「キラキラネーム」や「DQNネーム」のような、一般的には読みにくい名前を子どもにつける親たちが急増していますが、最近になり「しわしわネーム」となるものが流行中とのこと。どうやらはるか昔に流行った名前の再流行といった形のようですが…
「しわしわネーム」ってなに?
親から「キラキラネーム」や「DQNネーム」をつけられた子どもたちが後に苦労することで、改名を余儀なくされることも現代で少なくない中、このような影響もあってか「しわしわネーム」となるものが近年トレンド入りしている様子。
「しわしわネーム」とは、いわゆる昭和の頃に多く選ばれた「博」(ひろし)のような1文字の名前、また「〇男」「〇子」「〇美」といった古風な名前をさすようですが、当て字だらけの名前で誰にも呼んでもらえない「キラキラネーム」「DQNネーム」よりも好まれるのかもしれません。
「しわしわネーム」をつけられた子どもたちはどう思っているのか
では、肝心の「しわしわネーム」をつけられた当事者たちはどう思っているのかというと「特に嫌ではない」という方が大半のようです。ただ、「キラキラネーム」でも「DQNネーム」もない、また「しわしわネーム」でもない、その中間の名前には憧れたりもするそうです。
ここでいう中間の名前はというと、「ゆい」や「さくら」といった無難な名前のことをさすようですが、特に周りにからかわれることもないとのことなので、読み方に困る名前よりは全然受け入れられるのではないか、と思います。むしろ「キラキラネーム」「DQNネーム」よりも品位が感じられるのでは、とさえ思えますね。
まとめ
このように、「キラキラネーム」「DQNネーム」の次にトレンド入りしている様子の「しわしわネーム」ですが、その基準も「古風な名前」とあいまいなものであるため、周りの反応によっては自身の名前が「しわしわネーム」かどうかということに気づくのかもしれません。しかし、全く読んでもらえない名前より、馴染みのある名前の方が大人になっていくにつれ困らないのではないか、と思いますね。