「翔んで埼玉」での出演での大ヒットがまだ記憶に新しい歌手のGACKT。
最近では“妙な”露出を増やしている中、これまでにミステリーだったガクトの収入源について、5月2日に放送されたフジテレビ系「直撃!シンソウ坂上2時間SP」で告白してくれました。
GACKTは6年前からマレーシアに移住し、番組では、マレーシアのクアラルンプールにある1700平方メートルもある大豪邸を紹介してくれました。
GACKTは現地で不動産を買い漁り、それを富裕層に貸すビジネスを行っているといいます。
ガクトがマレーシアに移住した理由に関しては、このように述べてくれました。
「寒いのがダメで、ヨーロッパは外れる。乾燥が苦手だからアメリカも外れる。時差がありすぎると仕事ができないので、時差を4時間以内に収めたい。気候がよくてインフラが整っていること。食事が美味しいこと。この難題をクリアできるのはKL以外にない」
また、不動産ビジネスを始めたのは移住前からで、「日本でミュージシャンがほかのビジネスをやると(周囲から)むちゃくちゃ言われる。必要もないので、いままで言わないようにしていた」と、「30(歳)になった時に音楽の形が変わるって思った。世の中からCDがなくなると。このまま音楽だけにもたれかかっていくと、絶対にミュージシャンは生活できなくなると如実に感じた」と堅実で意外な一面も見せてくれました。
そこで、ここにきて秘密に包まれていたガクトの“収入源”をバラしたのは、一体なぜでしょうか?
スポーツ紙記者によると、「例の一件が絡んでいるように思えてなりません」と指摘。例の一件とはGACKTが中心メンバーとなって関わった仮想通貨「スピンドル」の暴落問題だ。〝営業部長〟として数十億~数百億円の出資金を集めたものの、昨年5月に海外の取引所で上場するや、大暴落。プレセール時に1スピンドル=30円程度だったモノが、いまや0・1円にまで急落してしまった。「これを受け、全国の出資者からは『詐欺だ』という告発が相次ぎ、現在、合同捜査チームが動いています。GACKTは『自分も損した被害者』とうそぶいていますが、上場直後にちゃっかり売り抜け、ボロ儲けしていたことがわかっています」
2019年3月、「週刊文春」(文藝春秋)により報道されていたが、いよいよGACKTに捜査のメスが入るというところまできていたといいます。
「それを察知してか、GACKTは日本ではなく、マレーシア在住であることをアピールし始め、これまで内緒にしていた不動産ビジネスまで白状した。文春で報じられたのが3月末で、密着番組が放送されたのが4月から。〝スピンドル捜査〟に対する牽制にしか見えない」―週刊誌記者
実際のところ、一連の捜査は「GACKTの首には届かない」という見方が圧倒的でした。
一般紙の国税担当記者によると、「やりたくても、やれないというのが正直なところ。マレーシア在住で、現地の有力者と太いパイプを持っていることも判明した。自国以外にハレーションが広がる可能性があると、警察や国税は途端に慎重になるのです」と明かしてくれました。
どうやら、この収入源の告白は作戦だったようで、そして、GACKTは“作戦勝ち”だったようです―。