東京・高田馬場にあるうどん店の店長が、妻の出産立ち会いのため臨時休業することを記した貼り紙がSNSで話題になっています！うどん屋の店長が作成した張り紙には単なる業務連絡でなく、夫として妻への気遣いや愛情がつづられており、お客さんへの謝罪の言葉「ご麺なさい」が反響を呼んでいるのです。
ネット上で話題になっているうどん屋の張り紙がこちらです↓
「本日夜の営業をお休みさせて頂きます。足を運んで頂いたお客さん誠に申し訳ございません。私事ではありますが、妻がお産を無事終えた為、ありがとう、そして愛してると伝えたい衝動が抑えられず、福岡に帰らせて頂きます。勝手な都合で本当にご麺なさい」
うどんを食べにきたのだが………これは反論できない pic.twitter.com/QnxSgXaAMj
— 山崎良祐 / Ryosuke Yamazaki (@nappa) March 20, 2019
ネット上では、「さすがにこれには反論できない」「理由が素敵すぎる」「最後のご麺なさい、最高です」「ゆっくり帰って妻と子を見てきてほしい」などのコメントが寄せられています。SNS上ではこのうどん屋の店長に対する感動の声が多く寄せられているのですが、中には「妻」が「麦」のような文字になっていたことを親しみを込めて指摘する声もあったようです。しかし、ネット上では店長の率直な思いが好意的に受け止められています。point 300 | 1
福岡市西区に本店があるうどん店「大地のうどん」の「東京馬場店」で店長を務める阿部修さん（３６）は、福岡で生まれ育ち、３年前に九州以外では初の店舗となる同店オープンと共に上京。“東京総司令官”の肩書で店を切り盛りする。妻の香織さんとは東京で生活しているが、福岡で里帰り出産。point 202 | 1
今月１９日、妻と初めて生まれる子供の顔を見るために新幹線で東京から福岡に向かったのですが、その日、店の入口に紙を貼ったのがこちらの話題になっている画像なのです！
biglobe.point 8 | ne.point 11 | jp
営業再開後の22日、ある取材班がうどん屋の店長さんの思いを聞いたところによると、阿部さんが東京に戻って営業を再開するや否や、知人や常連客だけでなく、「ツイッターを見て店を知った」という初来店客から「おめでとう」と祝福されたそうで、阿部さんは「すごい反響で驚いています。東京の人はやさしいですね」と感謝したそうです。point 170 | 1
また、「字を間違えてお恥ずかしいです。『妻がお産を無事終えた為』と書きましたが、その時はまだ生まれておらず、あわてて書いてしまいました。最後の文字には麺職人としての誠意を込めたつもりです。このうどんを広めるために東京に出て来て、初めて私用で休ませていただいた。それが本当に申し訳ないと思いまして」と心境を明かしました。
ちなみに阿部さんの妻も子も、母子ともに健康で、阿部さんは新幹線の中で出産を聞いたといいます。惜しくも立会出産はできなかったそうですが、話題になった張り紙は東京の家で大切に保管しているといいます。また阿部さんは「娘が大きくなった時、生まれる時の思い出として親子で一緒に見ようかなと」コメントし、さらにネット民の心を温かくさせました。point 225 | 1
ご出産おめでとうございます！