今月7月1日、”ジャニーさん”として知られる、ジャニーズ事務所のジャニー喜多川社長(87)が、解離性脳動脈瘤(りゅう)破裂による、くも膜下出血で、現在東京都内の病院に入院しているということが、ジャニーズ事務所により発表されました。多くのジャニーズグループのメンバーたちもお見舞いのため病院を訪れているようです。
今回、事務所はマスコミ各社に発表したコメントで「2019年6月18日午前11時30分頃、体調の異変を訴え、救急搬送されたことから、現在、入院いたしております」と報告しました。病名は「解離性脳動脈瘤破裂によるくも膜下出血」とし、「今もジャニーは必死に頑張っております」と現状を明かしました。
くも膜下出血とは、脳動脈瘤と言われる血管のふくらみがある日突然破裂することによって起こる病気です。原因としてはこの脳動脈瘤破裂が殆ど(80〜90%)です。頻度は約20人/10万人人口/年(日本)、好発年令は50〜60才台,女性が2倍多く、危険因子として高血圧・喫煙・最近の多量の飲酒、家族性などが言われています。
この事務所の社長の緊急事態に「所属タレント達は、ジャニーを元気づけたいという思いから、日々、病院を訪れております」と説明し、また今後については「皆様にはご心配をおかけいたしまして誠に恐れ入りますが、治療に専念することを最優先とさせていただきたく、ご理解くださいますと幸甚に存じます」と静かに見守ってほしいと明かしました。
また、この日、嵐は東京・ソニーミュージック六本木ミュージアムで開幕したファンクラブ限定イベント「ARASHI EXHIBITION JOURNEY 嵐を旅する展覧会」の会見に出席していました。その中で、メンバー5人を代表して松本潤さん(35)がジャニー氏について「僕たちからご報告させていただきたいことがあります」と切り出しました。
松本さんは「6月18日に弊社の社長、ジャニー喜多川が病院に救急搬送されました」と沈痛な面持ちで話し始め、続けて「その報告を受けて、僕たちは翌19日に5人でジャニーさんのもとにお見舞いに行きました。その後もそれぞれ時間があるときになるべくジャニーさんの病室に通っているような現状です」と話しました。
また、つづけて「今はジャニーさんが1日も早く元気に回復してくれることを祈っています」と複雑な心境をはなし、最後は「皆様には、今は静かに温かく見守っていただければと思います」と松本さんからも静かに見守ってほしいと付け加えられました。