「NHKから国民を守る党」党首の立花孝志参院議員(52)が19日、東京・千代田区のTOKYO MXを訪れ、同局の「5時に夢中!」(月~金曜・後5時)で「今のままじゃ、ただ気持ち悪い人たち」などと発言したタレントのマツコ・デラックス(46)への2度目の出待ち抗議を行いました。
立花氏は12日、党や参院選で投票した有権者を侮辱したとしてマツコへの直接抗議を敢行し、ネット上では「やりすぎなのでは」と否定的な声が飛び交うなど、なにかと話題になっていました。
立花氏はこの日も生放送中にマツコの出待ちを行い、スタジオに面した歩道で2週連続の抗議演説を行った。
しかし今回の演説で立花氏は、
「マツコさんにはもう攻撃しない」としたうえで、
「局側には質問書を送っているのに見解を出さない。このままなら提訴する」と同局へ攻撃の矛先を向けていました。
一方で「(番組スポンサーの)崎陽軒のシューマイ(同社の表記はシウマイ)は買いません」などと、以前に自身の動画配信チャンネルで不買運動を呼び掛けたことについては、
「勇み足だった。崎陽軒さん、ごめんなさい」と素直に謝罪。
思わぬ逆風を浴び、ネット上には「N国から崎陽軒を守る党」と反発する声が多数だったことを受け、
立花氏はテレビ局の姿勢をただすのが先と反省し、シウマイを手に「これからも積極的に食べます。ごめんなさい」と頭を下げました。
また、米大リーグ・カブスのダルビッシュ有(33)から、
「崎陽軒に罪はない気がする笑」とツイートされ「本人とダイレクトメールでやりとりした。頑張ってくださいと書かれていた」と明かしました。
度重なる立花氏の演説や抗議に対して、TOKYO MX広報は、
「対応等については現在検討中」とコメント。
また、マツコは番組内ではこの話題には一切触れておらず、厳戒態勢の中、同局を後にしたようです。
ネット上からはこんなコメントが寄せられています。
「それよりスクランブル化に向けて動きを見せて欲しい」
「暴力的で気持ち悪い。ここまで執着するのは異常だと思う。ネットの擁護派もカルト的。この人の政策や当初の政治姿勢には共感した人も多いと思うけど、やはり、政治家としては無理だと思う。暴力的だし、民度が低い。」
「ダルビッシュに応援されてるような表現はしないで欲しい、彼も関わりたくないから話から手を引いたんだし。」