認知症を患っている母が特別養護老人ホームでの生活に不満を言うために、娘はひょっとしたらと思い、隠しカメラを設置しました。
そして、ビデオを確認した娘たちはその場で涙を流しました。
イギリス日刊デイリーメールは、特別養護老人ホームの高齢者や認知症患者を虐〇した疑いで逮〇された3人の介護者が監獄行きを免除されたと報道しました。
パーキンソン病、アルツハイマー病を患っているジョイ（当時71）は、ノッティンガムシャーの特別養護老人ホームで生活していました。
しかし、2人の娘のテレサとケリーは母親から「従業員が私を嫌って孤立させている」などの言葉をよく聞くようになりました。
お母さんの言葉にびっくりした二人の娘は従業員と面談をしたが、彼らは母親が「とてもよく過ごしている」と伝え、「認知症だからそんなことを言った」と説明しました。
しかし、再び訪れた二人の娘はお母さんの健康状態が悪化した様子にすぐに気付きました。
そして、お母さんの肌には擦り傷があり、両手首にはあざがありました。
お母さんが心配になった二人の娘は、お母さんの部屋に時計の形をした隠しカメラを設置して、二日間撮影しました。
二日間撮影された映像を確認していた二人の娘は驚きを隠せずに涙を流しました。
映像には、早朝から従業員が特別養護老人ホームの患者に暴言と悪口を浴びせる音がそっくりそのまま聞こえてきたのです。
お母さんの部屋に入ってきた従業員はお母さんを無理に起こした後、手首を強く引っ張ってベッドから引き下げました。
そして、お風呂も入らせないまま着替えさせられました。
お母さんはトイレに行きたいとお願いをしたが無視されてしまい、食事や飲み物いつまでも提供されませんでした。
お母さんは食べ物やトイレなどの非常に基本的な要求を泣きながらお願いしていたのです。
しかし、誰も母の切実な要求に答えてくれませんでした。
映像の中でのお母さんはあまりにも老衰し、恐怖に覆われたまま泣いていました。
涙を流しながら泣いているお母さんの姿に娘たちの胸は張り裂けそうな痛みを感じながら、声を出して泣いてしまいました。
映像を確認した後に警察に申告し、映像に登場した三人の特別養護老人ホームのスタッフは全員逮〇されました。
そして、それぞれ36、24、8週の執行猶予と120、100、80時間の社会奉仕を言い渡されました。
現在、この特別養護老人ホームはドアを閉め、ジョイは特別養護老人ホームから出て幸せな生活をしていると伝えられました。
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